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伝統文化教育

伝統文化教育(かしわタイム)について

  本校では、伝統文化に関わる体験活動を通して、伝統文化に興味・関心を持たせ、日常生活に生かそうとする態度を身に付けさせるとともに、我が国の伝統文化を大切にする心を育てることを目指しています。

かしわタイムの取組

 年間4回の「伝統文化週間」に各学級1時間ずつ実施しています。これまでの取組の様子を御覧ください。

1年生

1-1.jpg 礼三息(れいさんそく)


 「吸う」「吐く」「吸う」の三つの呼吸とと
もに、心を込めて礼をします。
 礼三息は、本校児童の礼の仕方の基本であ
り、6年間を通して行う礼儀作法です。

1-2.png 折り紙


 日本の伝統文化の一つである折り紙を楽し
み、基本的な折り方を学びます。
 タブレットで折り方を確認しなが
ら、バッタ、どんぐり、落ち葉などを折りま
す。

2年生

2-1.jpg 黙想


 姿勢を正し、目を閉じて呼吸と気持ちを整え
ます。

 本校では、卒業するまでの6年間、毎日行う
活動です。

2-2.jpg

箸の持ち方・使い方


 正しく箸を持ち、使いこなすことは、日本人
としての基本の作法であり、伝統文化と言えま
す。
 その技能を身に付けることができるよう、み
んなで練習に取り組みます。

3年生

3-1.jpg

正座


 背筋を伸ばし、美しい姿勢で正座を行うこと
ができるよう練習を行います。
 正座は、作法の面でも、健康の面でも、とて
も大切です。

3-2.jpg ふすまの開け閉め 

 ふすまの開け閉めにも作法があり、一気に行
うのではなく、三つの動作によって行うことを
学びます。
 このような丁寧な動作は、相手や物に対する
心配りであり、日本のすばらしい伝統文化で
す。

4年生

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座礼


 「双手礼」「拓手礼」などいろいろな種類の
座礼があることを学びます。
 手を着く位置、顔と畳の距離などに気を付け
ながら行います。

 

4-2.jpg

ふすまの開け閉め 

 3年生で行った学習を基に、より上手に、心
を込めて行うことができるようにします。

 所作だけでなく、相手や物に対する心配りの
大切さについても、一層理解を深める活動とな
ります。

5年生

5-1.jpg

百人一首かるた

五・七・五・七・七の短歌のリズムや、古き
よき日本語の響きを感じる活動となっていま
す。

5-2.jpg
5-3.jpg
風呂敷の使い方


 風呂敷の基本的な結び方である「真結び」
を練習します。
 活動を楽しみながら、日本の伝統文化のす
ばらしさを感じることができます。


6年生 

6-1.jpg  礼三息(れいさんそく)

 学年が上がるにつれて、「形」に宿る「心」
を重視した「礼三息」を指導します。6年生
は、年間を通して、下の学年の友達の手本と
なることを意識して取り組みます。

相手への真心をもって挨拶することの大切さ
を学ぶことは、将来にわたって生きてくるの
ではないかと思います。
 6-2.jpg 百人一首かるた

 
 五・七・五・七・七の短歌のリズムや、古き
よき日本語の響きを感じる活動となっていま
す。
 
6-3.jpg 茶道

 茶道の作法に触れながら、実際にお茶や和
菓子をいただく体験を通して、日本の伝統文
化のすばらしさを実感する活動です。

かしわ学級 

kasiwa.jpg  かるた遊び


 かしわ学級では、かるた遊びを行いました。
 伝統的な日本の遊びを通して、楽しみながら
言葉の学習をします。

今年度の「言の葉タイム」の取組み

 年間9回、各学級で業前活動として行っています。下記のA、Bの活動を交互に実施しています。

A:「百人一首かるた」を楽しむ活動

B:NHK for schoolの番組「おはなしのくにクラシック」や「ことばドリル」を視聴し、感想を述べ合ったり書いたりする活動

Aの活動については、実施時期の感染状況を踏まえ、対戦型のかるたでなく、「個人で札を見付ける活動」や「タブレットで百人一首4択クイズ(NHK for schoolの番組『にほんごであそぼ』のコンテンツ)に挑戦する活動」を行ってきました。

A、Bどちらの活動においても、児童は日本の古典文学や日本語への関心を高めています。活動の様子を御覧ください。
kotonoha1.jpg NHK for schoolの番組視聴による学習

 「百人一首」「かなづかいのルール」「狂言
『柿山伏』」「奥の細道」など、学年の発達
段階に合ったコンテンツを視聴してきました。
短歌や古文などの意味を動画で分かりやすく
学ぶことは、児童にとって大きな意義があり
ました。今後は、「古事記『いなばの白うさ
ぎ』」「柿食えば(秋・冬の俳句)」「源
氏物語」などの視聴をしています。
kotonoha2.jpg 百人一首かるた
 

 感染症の流行状況を踏まえ、対戦型かるたで
なく、一人一人、タブレットを使って「百人一
首4択クイズ」に取り組みます。

 児童は、意欲的に上の句から下の句を予想す
る活動に挑戦し、短歌への関心を高めます。

これまでのかしわタイムの取組

 伝統文化教育の取組は、平成17年度に「新『温故知新』主義―『温故知新』から『温故創新』へ―」を学校経営の基本方針とした第37代校長 加藤精一先生のときから始まりました。研究の最終年度の研究の方針やまとめについては、下のPDFファイルで御覧ください。

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