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石巻市震災遺構 大川小学校
 

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慰霊碑

更新日:2025年12月8日

石巻市慰霊碑
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各地区の慰霊碑

  • 雄勝地区慰霊碑の写真

    雄勝地区慰霊碑

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    北上地区慰霊碑

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    牡鹿地区慰霊碑

設置目的

東日本大震災で犠牲になられた方々への追悼・鎮魂の場であるとともに、震災の記憶を後世に伝え続ける場所として、慰霊碑とモニュメントを設置しています。

概要

石巻市全体の慰霊碑を石巻南浜津波復興祈念公園内に建立しました。
慰霊碑には、石巻市内全域で震災の犠牲になられた方の御芳名(希望された方のみ)を刻銘しています。
市全体の慰霊碑のほか、被害の大きかった沿岸部3地区(雄勝、北上、牡鹿)に、地区ごとに祈りを捧げる空間として慰霊碑・モニュメントを建立しています。

モニュメント

石巻市慰霊碑

敷地形状はオーバル(楕円)で表しています。楕円はその形態から卵を意味し、古来より「誕生・創造」「再生・復興」の象徴ともされています。周りは植栽で囲い、慰霊碑をオーバルの曲線に沿って配置することで、「追悼と伝承」に向き合い、静かに祈りをささげることができる空間づくりをしています。

各地区の慰霊碑

雄勝地区慰霊碑

円の中央、ダイヤの形をしたモニュメントは、合掌した手をイメージし、周りに立ち並ぶ14本の柱は、奥が3本、手前が11本あり、東日本大震災の発生した日付を表しています。3月を表す柱上部の球体は、御霊を表現しており正面に立つと塔の間から御霊を望むことができます。モニュメント全体で東日本大震災の時間を表し、時そのものを円で囲うことで、「震災が起きてもふるさとの絆は解けない」という想いを込めています。

北上地区慰霊碑

慰霊碑中央の球体は御霊を表し、その御霊を守るように羽を広げる「イヌワシ」は、津波を乗り越え、復興を目指し力強く羽ばたいていけるようにとの願いを込めています。モニュメントから続く緩やかな波紋は、「希望の鐘」と小学校の「慰霊碑」を繋いでおり、「人の絆を紡ぐ」ことを伝えています。

牡鹿地区慰霊碑

モニュメントは、人々の暮らしをはぐくんできた大海を望み、先人・故人と今を生きる私たちが心を通わせ、この地に永遠の安寧が訪れるように願い建立したもので、3月11日の14時46分には、リングアーチが落とす水平影にひとすじの太陽光が射し込む時刻計となり、訪れる人々の記憶に刻まれることを意図しています。