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飼い主のいない猫(野良猫)について

更新日:2022年5月16日

「野良猫に糞尿をされて困っている」「野良猫にエサを与える人がいるため、野良猫がたくさん集まっている」「自宅の敷地内で野良猫が子どもを産んだ」など多くの苦情や相談が寄せられています。

飼い主のいない猫(野良猫)が増えると…

「かわいそうだから」という理由で無責任にエサを与え続けると、野良猫がどんどん集まってきます。

 【ノラ猫が集まることで起こりえること】

  • その周辺において糞尿や悪臭の被害が拡大し、生活環境が悪化する。

  • 特に住宅街においては車や住宅などの個人の財産が糞尿によって汚されたり、爪で傷つけられる。

  • 縄張り争いの喧嘩や発情期の鳴き声が騒音となり、生活に支障をきたす。

  • エサを放置することで、カラスや虫などが集まる原因にもなる。(特に成猫と比べて弱い子猫はカラスに獲物と認識されて襲われる可能性もあります)

  • 感染症や猫同士の喧嘩による怪我、交通事故が起こる確率が高くなる。

  • 不妊去勢手術をしていない場合、集まった猫の間で子猫が産まれることでどんどん増え続け手に負えなくなってしまう。

結果として無責任なエサやりは、不幸な、かわいそうな猫を増やす行為となってしまいます。

 

野良猫の世話をする場合

野良猫の世話をする場合、何も対策をせずに無責任にエサを与え続けるだけでは猫にも人にも良いことはありません。周囲には猫が好きな方だけでなく、猫が苦手な方、猫アレルギーをお持ちの方もいらっしゃいます。増えてしまった野良猫は、被害にあっている近隣の方からみれば「迷惑な存在」となってしまいます。

それが近隣住民同士のトラブルに発展することもあり、野良猫にエサを与えた人が糞尿や悪臭を発生させ、近隣住民の生活環境を悪化させたと裁判で認められ、損害賠償の支払いを命じられたケースもあります。野良猫を救いたいという気持ちで行動しても、近隣住民の方に迷惑をかけてしまっては元も子もありません。

野良猫にエサを与えれば猫も周囲の人も、その人を「飼い主」だと認識し、それに伴い責任も発生します。野良猫の世話をしてあげるのならば下記のようなマナーを心掛けましょう。守れないのであれば無責任な餌付けは絶対にしないでください。

マナーの例

  • 野良猫が増えないように不妊去勢手術をする。
    公益社団法人宮城県獣医師会で飼い主のいない猫(野良猫)の不妊手術に対する助成制度があります。(下図参照ください)

    ただエサを与えるだけではなく、自分の飼い猫として責任を持って終生飼養・室内飼育をする。

  • 糞尿で周囲に迷惑をかけないように、トイレの設置や糞尿の清掃をする。

  • 他人の敷地や公道、公園などの自分の敷地以外の場所で餌を与えない。また、エサは置いたままにせずに片付ける。

  • 近隣住民の理解を得る

    野良猫ポスター

     

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部署名:市民生活部 環境課
電話番号:0225-95-1111

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