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石巻市の農林業

更新日:2022年6月3日

 本市は、広大な耕地を有する県内でも有数な穀倉地帯であり、比較的温暖な気候条件のなか、北上川の豊な「かんがい用水」を活用した水稲生産を基幹としながら、施設野菜や花き等の園芸作物に加え、肉用牛生産等の畜産経営を組み合わせたバランスのとれた高度な複合経営農業が展開されています。震災で大きく被害を受けた水田・園芸施設は災害復旧事業や震災復興事業等により順次復旧しています。
 
 本市農業の中心作物である水田は経営耕作面積の86%を占めていますが、農業者の高齢化あるいは若年者の他産業への流出等により、地域農業の担い手となる農業者不足が深刻化しています。

 森林については、面積が30,781ヘクタールで、市域面積の55%を占めており、その内、民有林の面積が22,713ヘクタール、国有林の面積が8,068ヘクタールとなっています。

 民有林の人工林面積は13,731ヘクタールで、人工林率は60%に及びその資源は着実に成熟しつつあります。

農業

主要作物の概要

水稲

 水稲の作付面積は5,660ヘクタール(平成29年)で、前年に比べ50ヘクタール減少しております。これはほ場整備が主な要因となっています。収穫量は30,700トンで、前年産に比べ1,600トン減少となり、10アール当たりの収量は543キログラムとなっています。(資料:農林水産省)

 

平成29年産水稲収穫量
区分 全国 宮城県 石巻市 比較(市/県)
作付面積 1,465,000ヘクタール 66,300ヘクタール 5,660ヘクタール 8.53%
10アール当たり収量 534キログラム 535キログラム 543キログラム 101.50%
収穫量 7,822,000トン 354,700トン 30,700トン 8.66%

(資料:農林水産省)

野菜

 野菜類の栽培面積の主なものは、ねぎ26ヘクタール、ほうれんそう20ヘクタール、トマト16ヘクタール、きゅうり11ヘクタール、だいこん6ヘクタール、ばれいしょ5ヘクタールの順となっています。また、その他の野菜としては、白菜、イチゴ、キャベツ、たまねぎ、さやいんげん、ナス等が作付けされています。(平成28年)

 これら野菜の農業算出額は、21億円強(平成28年)となっています。(資料:農林水産省)

花き

 花き類は、菊、スプレー菊、バラ等の栽培が行われており石巻圏及び仙台圏を中心に出荷されています。また、桃生地区で栽培されているガーベラは、主に京浜方面に向けて出荷されています。

 これら花き類の農業算出額は、2億円弱(平成28年)となっています。(資料:農林水産省)

畜産

 飼養されている家畜は、乳用牛638頭、肉用牛4,678頭及び豚4,941頭(平成28年)となっていますが、畜産経営を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあり、需要動向に即した生産の展開を図る必要があります。

 これら畜産に係る農業算出額は、52億円強(平成28年)となっています。(資料:農林水産省)

林業

林業の概要

 市域の55%を占める森林は、林産物の生産・国土保全・水源のかん養、自然・生活環境の保全等公益的な機能を多く有し、市民の生活と深く結びついています。将来にわたって安定した林業経営を維持するため、間伐・保育等の森林整備を計画的に進めるほか、機械作業の普及に努め労働力の省力化を図っています。

 また、森林資源の持つ保養機能を活用して、森林浴などの健康づくりやスポーツ・レクリエーション活動の場としての利用も促進しています。

所有者別森林資源表

  • 民有林
    • 総面積:22,713ヘクタール
    • 県有林面積:705ヘクタール
    • 市有林面積:2,178ヘクタール
    • 財産区有林面積:該当なし
    • 私有林面積:19,830ヘクタール

森林資源表

  • 総面積:22,713ヘクタール
  • 立木地面積
    • 針葉樹(人工林):13,571ヘクタール
    • 広葉樹(人工林):160ヘクタール
    • 針葉樹(天然林):958ヘクタール
    • 広葉樹(天然林):7,442ヘクタール
    • 竹林:263ヘクタール
  • 無立木地面積:319ヘクタール

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このページへの問い合わせ

部署名:産業部 農林課
電話番号:0225-95-1111

農業振興担当
森林整備担当
農業基盤整備担当