6月27日は大原小学校での交流学習日でした。
その日に合わせて、大原小学校のプールを会場に「着衣泳」の学習をしました。
昨年度も本校児童がお世話になりました、水難学会の上席指導員 安倍志摩子先生
をお招きし、御指導をいただきました。
昨年度は急に天候が悪くなり(雷雨)、プールに入っての着衣泳ができませんでした
ので、本日は絶好の学習日和となりました。

大原小学校の校長先生から、講師紹介をしていただき、学習のねらいを確認した後、
準備運動、シャワーを浴びてから、志摩子先生のお話を聞きました。
突然、海や川や沼などに入水してしまうときは、着衣しているので、慌てないで
脱力し、浮くこと。体と服の間には空気が入るので浮きやすくなること。靴を
履いていても靴自体が浮くので、「浮いて待つ」ことなどを教えていただきました。
また、空のペットボトルやお菓子などの袋、トイレットペーパー(束になっているもの)
やランドセル(教科書などが入っているほうがよい)も浮くときに使えるので、
身近なものがあったら、おぼれている人が受け取りやすいようにやさしく
投げてあげることなども教えていただきました。

プールサイドに並んで、ゆっくりプールに入り、実際に着衣泳をしてみました。

浮くための姿勢を確認し、全員で「浮いて待つ」背浮きの練習です。

ペットボトルのおへそと自分のおへそを合わせて背浮きをしてみると、
4年生児童はしっかりと浮くことができました。

1年生児童は、担任の先生の支援を受けながら、背浮きの姿勢を確認し、
練習することができました。

この学習を終えて、二人とも先生の話を聞く目つきが変わったような気がします。
真剣に学習に取り組んだ証です。
貴重な学習の機会をいただきました安倍志摩子先生に感謝申し上げます。
そして、大原小学校の皆さん、本当にありがとうございました。