松島自然体験学習（4年）

６月18日（金）４年生が初めて松島自然の家に行って、自然体験学習をしてきました。
昨年度は５年生が日帰り二日間で学習しました。海が近いところにある自然の家での学習をぜひ続けたいということで、職員で話し合い、４年生が日帰りで行くことになりました。感染対策を施した上で実施できるか心配ではありましたが、無事この日を迎えることができました。

２チームに分かれ、シーカヤックと貝拾いをしました。シーカヤックでは初めて扱うオールに戸惑っていましたが、海の上にこぎ出してからは二人で息を合わせてぐんぐん進み出し、楽しそうな歓声を挙げていました。潮の香りを感じたり、遠くに見えるごつごつした島の様子を見たりと、こぐこと以外でもたくさん感じ取っていたようです。貝拾いでは、柔らかな色合いの貝を見つけたり、珍しい形の貝を見つけたりと、思い思いに気に入った貝を集めていました。
驚いたのは、その後です。使い終わったオールを片付けた後、自然の家の先生方が停めてあるトラックのところまでカヤックを運んでいる姿を見て、手伝い始めた子たちがいたのです。それに気付いた他の子たちも手伝いを始め、あっという間にカヤックを片付け終えました。自然の家の先生方から「前谷地小学校の４年生すごいなあ！」と褒めていただきました。「自分たちが使ったものだから」「楽しかったから」「先生一人で運んで大変そうだったから」理由はそれぞれあるでしょうが、進んで片付けを手伝った子供たちに拍手！でした。

新しくできた自然の家で昼食を摂った後は、野外炊飯棟で「シェルボトル」作りです。浜で拾ってきた貝等を使って、世界でたった一つのシェルボトルを作りました。たくさん採ってきた貝の中からどれを使おうか、砂は何色にしようか、どのように並べようかとじっくり考えて、黙々と取り組んでいました。
退所式を済ませ、自然の家の先生方に見送られた後、大高森を登り始めました。「旭山に比べて、全然大変じゃないよ！」と元気に上り、頂上できれいな景色をたんのうしました。ケガや事故もなく、みんなで楽しく自然体験学習を終えることができました。