更新日:2026年10月2日
質問一覧
赤ちゃんはどうしてくしゃみをよくするの?
回答
赤ちゃんがくしゃみをすると、つい心配になってしまいます。
では、なぜ赤ちゃんはくしゃみが多いのでしょうか。
一つ目は、赤ちゃんは鼻の粘膜への刺激に弱いということです。
赤ちゃんは鼻の粘膜や機能が未発達で、わずかなほこりや乾燥、気温の変化などに敏感に反応します。
そのため大人よりも頻繁にくしゃみが出ると言われます。
二つ目は赤ちゃんには鼻毛が少ないということです。
鼻毛には、細菌やウイルス、空気中のチリなどの異物が体内に侵入するのを防ぐ役割がありますが、生まれたばかりの赤ちゃんには鼻毛が生えていません。
月齢を重ねると薄い産毛のような鼻毛が生えてきますが、まだ防御反応が不十分なため、くしゃみが多くなります。
くしゃみが多い時の対策としては、掃除機を使ってこまめに部屋の掃除をするようにしましょう。
換気もこまめに行います。
冬場は加湿をすることで、ほこりが舞ったり、乾燥したりを防ぐことができます。
また、寒暖の差でもくしゃみを誘発するので、家の中の室温はできるだけ一定に保つようにしましょう。
ただし、くしゃみだけでなく鼻水や咳も出るという時は、病気の可能性もあります。
悪化してしまう前に耳鼻科や小児科で早めに診察を受けましょう。
どうして生まれたての赤ちゃんの体重は減るの?
回答
赤ちゃんの体重が生後4日頃をピークに体重が減少することを、生理的体重減少といいます。
これはどの赤ちゃんにも見られるもので、ミルクでも母乳でも違いはありません。
おおむね生まれた時よりも10%程度体重が減ります。
その後7から10日までに緩やかに元の体重に戻っていって、徐々に増えていきます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、母乳やミルクをまだ上手に飲めません。
そのため、飲む量よりおしっこやうんち、汗などで出ていく水分量の方が多くなり、一時的に体重減少が起こるという訳です。
体重が10%以上減ってしまったり、なかなか体重が増加しない場合は以下のようなことが考えられます。
- 赤ちゃんが母乳やミルクを吸う力が弱い
- 母乳やミルクの量が適切ではない
- 赤ちゃんが嘔吐や下痢をしていて水分が失われる
- 心不全や代謝性疾患などの先天疾患が疑われる
母乳育児が上手くいっていないため体重が戻らないこともあることから、 小児科や産科に相談し、 粉ミルクを併用したり、母乳が出るように搾乳したりして対処します。
赤ちゃんの歯ぎしり
回答
乳歯がまだ前歯数本しかないような赤ちゃんでも、歯ぎしりをすることがあります。
赤ちゃんおよび乳児の歯ぎしりの発生率は10から20%といわれ、特別めずらしいことではありません。
実は赤ちゃんの歯ぎしりは、次に生えてくる歯の位置調節や生えたての歯を正しく使用するための試行錯誤を無意識で行っている結果なのです。
個人差もありますが、赤ちゃんの歯ぎしりは」6ヶ月頃から始まります。
これはちょうど乳歯の生え始める時期と重なっています。
赤ちゃんは起きている時にも歯ぎしりをすることがあります。
心配になる方も多いかと思いますが、成長の証と思って先ずは見守りましょう。
対処としては、冷やした歯固めや清潔なガーゼで歯茎をマッサージし、むず痒さを軽減してあげると良いでしょう。
しかし、度を越した歯ぎしりは、成長段階の歯並びや顎の発達に悪影響を及ぼすことがあります。
連日収まらないなど気になる場合は、一度歯医者さんに相談してみても良いかもしれません。
赤ちゃんの歯はいつ生えますか?
回答
赤ちゃんの乳歯は、生後6ヶ月前後から生え始めることが多いとされています。
早い子では4ヶ月頃、ゆっくりな子では8から9ヶ月頃になることもあります。
身長や体重の増え方に個人差があるように、乳歯の生え始めにも個人差があります。
最初、下の前歯が2本生えた後、上の前歯が2本、そして徐々に奥へと順に生え進んでいくのが典型的な流れです。
多くの場合は、2歳半から3歳頃までには20本全ての乳歯が生え揃うとされています。
1歳を過ぎてもまだ1本も生えていない場合は、一度歯医者さんで確認しておくと安心です。
多くは体質や成長のペースによるものですが、歯の芽の位置や数を確認することで、今後の見通しが立てやすくなります。
ここで、より専門的な知識をご紹介します。
実は、歯の元となる「歯胚」という組織は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる胎生7週頃という非常に速い段階から形成が始まっています。
また、生えてきた乳歯の間に「すき間」があっても(いわゆる、すきっ歯のこと)心配は不要です。このすき間「生理的空隙(せいりてきくうげき)」と呼ばれ、後に生えてくるより大きな永久歯が正しく並ぶため、きわめて大切なスペースとして機能することになります。
赤ちゃんの蒙古斑
回答
赤ちゃんの体によく見られる青あざ。これは「蒙古斑」と呼ばれるもので、日本人の赤ちゃんのほとんどに見られる薄青灰色の母斑のことを言います。
お尻や腰に良く見られ、大きさや色の濃さには個人差があります。日本人を含む黄色人種のおよそ9割に蒙古斑があると言われています。
蒙古斑は徐々に薄くなり、3から5歳頃には消えることが多く、ほとんどは10歳前後には消えると言われています。
蒙古斑の出来る原因はまだはっきりとわかっていませんが、有力なのは「メラノサイト」が原因だという説です。
メラノサイトとは、人の肌などの色を決める黒色色素であるメラニンを作り出す色素細胞です。
通常の蒙古斑は、成長とともに薄くなっていきますが、異所性蒙古斑の場合は消えにくく、大人になっても残ることがあります。
通常はお尻や腰に出来ることが多い蒙古斑と違い、手足や顔、背中の上の方に現れます。
赤ちゃんの保湿ケアは必要なの?
回答
赤ちゃんの肌は大人の約半分の厚さしかなく、とてもデリケート。
赤ちゃんの肌をトラブルから守るためには、毎日の保湿ケアが大切になります。
生後3から4ヶ月を過ぎると皮脂分泌が減少し、特に乾燥が進みやすくなるといわれているので、ますます保湿ケアが大切ということです。
保湿ケアのポイントとしては、赤ちゃんの肌に合った保湿剤を使うこと。
赤ちゃんの肌に合った保湿剤とは、低刺激の天然成分でできているものがおすすめです。
大人の肌に比べて未熟で敏感なので、刺激の強い成分を使用すると炎症が起きやすくなります。
さらに、赤ちゃんの経皮吸収率は、大人の3倍なので、肌に塗ったものの影響を受けやすいのです。できれば人工的な添加物が入っていない低刺激のものを選びましょう。
塗るタイミングは、一番乾燥しがちなお風呂上りです。
約半日で肌が乾いてくるので、一日2回を目安に保湿をしましょう。
保湿剤を塗る時はたっぷりとお肌にのせるように塗ります。
塗る量の目安は、保湿剤を塗った後の肌にティッシュペーパーを乗せても、貼りついたまま落ちないくらいがベストです。
たっぷりの保湿剤で保護してあげることが大切です。
また、新生児からの保湿剤の塗布によって、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下するといわれているため、赤ちゃんの保湿ケアは生まれてからすぐに始めることがおすすめです。
赤ちゃんとのスキンシップを上手にとりながら、保湿ケアを行っていきましょう。
赤ちゃんのO脚
回答
新生児は脚の骨の発達段階が未熟なことにより、ほとんどのお子さんがO脚です。
それが、つかまり立ちからさらに歩き始めると、骨に力が加わり徐々に矯正されます。
通常1歳半から2歳ころまではO脚、2から3歳になると少しずつO脚が改善しまっすぐな足に近づいてきます。
4から5歳で今度はX脚に変化して、6から7歳でX脚も徐々に改善し、小学校に入学するころには、ほとんどのお子さんの足の形が大人と同じようにまっすぐになっていきます。
このように、O脚は小さいお子さんに見られる正常な成長過程の一部であることがほとんどです。これは「生理的O脚」と呼ばれ、特に治療の必要はありません。
お子さんの健やかな成長をサポートするために、ご家庭で出来ることもいくつかあります。
1つめはバランスの取れた食事です。特に骨の成長に大切なカルシウムやビタミンDを積極的に摂るようにしましょう。
牛乳、魚(鮭・さんま・いわし・しらす)きのこ類、卵黄などがおすすめです。
2つめは適度な運動と外遊びです。
外で元気に遊ぶことは、骨に適切な刺激を与え、丈夫な骨を作るのに役立ちます。
また、日光を浴びることでビタミンDが生成されます。
3つめは正しい姿勢を意識することです。
座り方や立ち方など普段の姿勢も大切です。
4つめは無理な矯正は避けることです。基本的には成長とともに治るので、無理なストレッチや矯正装具は不要です。
かえって骨の発育を妨げたり、お子さんに負担をかけたりする可能性があります。
自己判断で矯正を行うのは避け、心配な場合は必ず専門医に相談してください。
赤ちゃんの歯磨きはいつから?
回答
赤ちゃんの歯は個人差がありますが、生後6から8ヶ月頃から生え始めることが多く、2から3歳で全て生え揃います。
赤ちゃんの歯が生えてきたら歯磨きを始めましょう。
最初は歯ブラシを使わず、ガーゼや綿棒を使って歯を拭くことからスタートします。
赤ちゃんの歯も大人と同じように虫歯になります。
乳歯が生え始めると、虫歯の原因となる「ミュータンス連鎖球菌」が常在菌として成育し始めます。
口の中に食べかすが残っていると糖分を分解することによってミュータンス連鎖球菌が活発に働いて虫歯になりやすくなります。
そのため赤ちゃんのうちから歯磨きをして歯を守ってあげることが大切です。
〈生後6から8ヶ月の歯磨き〉
下の前歯は唾液によって自浄されるため、生え始めの時期は歯ブラシでゴシゴシと磨く必要はないでしょう。
1日1回、赤ちゃんの機嫌の良い時や時間に余裕がある時に、ガーゼや綿棒で磨いてあげましょう。
また、離乳食が始まっていなければ食べかすが残りにくいので、歯磨きをしないとすぐに虫歯になるということもありません。
この時期は、歯をしっかり磨くというよりも、「歯磨きに慣れさせる」ことが大切です。
〈生後9から11ヶ月の歯磨き〉
上の前歯が4本生え揃う頃を目安に、歯ブラシを使い始めると良いでしょう。
この時期になると離乳食も進んでくるので、歯に食べかすが残りやすくなりますので、できるだけ食後の歯磨きを習慣づけます。
歯磨きできない時は白湯を飲ませてあげると良いです。最初は1本あたり5秒くらいかけて磨けば十分です。
寝ている間は唾液の量が減って虫歯になりやすいので、寝る前の歯磨きを習慣づけることが大切です。
成長ホルモンについて教えてください
回答
成長ホルモンとは大人から子どもまで重要なホルモンです。
簡単に言うと成長ホルモンとは、身体の成長に大きく影響しているホルモンで、身長を伸ばしたり代謝を促すという働きをします。
このホルモンは大人も赤ちゃんも寝ている間に分泌されます。寝る子は育つ・・と言われるのはこの成長ホルモンが大きく関係しているようです。
では、成長ホルモンは寝ている間中ずっと出ているのでしょうか。
実はずっと出っ放しという訳ではありません。特に最初に訪れるノンレム睡眠、いわゆる深い睡眠(脳が活発に動いている浅い睡眠とは異なり、脳も休息している状態)の間に最も多く分泌されます。
夜泣きの多い赤ちゃんでも、朝寝やお昼寝で30分から1時間位熟睡することが出来ていれば成長ホルモンは分泌されるそうです。特に、夜泣きや授乳で夜間の睡眠がとれない場合は、朝寝やお昼寝をしっかりとってもらいましょう。
要するに成長ホルモンの分泌は、時間帯だけでなく睡眠の質と長さが大切なのです。
生後半年過ぎてもなかなかリズムのつかない夜更かし気味の赤ちゃんの場合は、眠たくないのに無理に寝かせようとせずに朝早く起こすことがポイント。
しっかり朝日を浴びることで、体内時計がその環境にセットされ、生活のリズムがつきやすくなります。
くる病って何ですか?
回答
くる病とは、カルシウムやリンの不足のために、骨が柔らかくなった状態のことです。
O脚やX脚など下肢が曲がる、乳歯が生えるのが遅い、虫歯になりやすい、身長が伸びない、転びやすいといった症状が起こる可能性があります。
上手く立てなかったり、歩き方がおかしかったりなどの症状で1歳位に気付くことが多いようです。
くる病の原因の一つといわれているのがビタミンD不足です。近年、子どものビタミンD欠乏症が増えています。
ビタミンDは主に日光浴と食事から生成され、腸管からカルシウムの吸収を助け、骨や筋肉を丈夫にする働きを持っています。
また、ウイルスの感染予防や、感染した際の重症化を防ぐ効果もあります。
ビタミンDが多く含まれる食品は、しらす干し・サンマ・イワシ・鮭などの魚類、干椎茸や乾燥キクラゲなど天日干ししたキノコ類や卵黄です。
母乳にはビタミンD含有量が少ないため、完全母乳児ではビタミンD不足に陥る可能性があります。
くる病予防のためには、妊娠中から母体が積極的にビタミンDを多く含む食品を摂取するよう心がけることが大切です。
しかし、食べ物だけでビタミンDを充足させるのは現実的ではありません。
ビタミンDは適度な日光浴により体内で作られるのです。
過度な日焼け止めの塗り過ぎに注意し、30分程度の日光浴を毎日しましょう。
ビタミンDを作る紫外線はガラスを通過しないため、窓ガラス越しの日光浴ではなく、乳幼児は年間を通して適度に外気浴をさせてください。
子どもの健全な発育のためにも、大人の健康のためにも、ビタミンDは食事や日光浴で上手に確保したいものです。
どうして赤ちゃんは何でもなめるの?
回答
赤ちゃんの舌や口周りは、視覚や触覚よりも発達しています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ上手に物を掴んだり見たりできません。
しかし口周りは、生まれながらにして哺乳反射が備わっており、しっかりと母乳やミルクが飲めるまでに発達しています。
また、母乳やミルクを飲むたびに口周りや舌の筋肉が鍛えられるため、更なる発達が促されます。
そのため、赤ちゃんは一番発達していて敏感に感じ取れる口や舌を使って色々な物を確認しようとするのです。
では、口に入れる動作は、物を確認するためとはいえ、どこまで把握することができるのでしょうか?
まず、ザラザラしているなどの「感触」冷たい温かいなどの「温度」しょっぱい甘いといった「味」などの情報を口から得ています。
また、人には様々な病原菌やウイルスなどから体を守るための「免疫力」が備わっていますが、この免疫細胞のほとんどは腸の中に存在しており、腸内細菌の種類が多ければ多いほど「免疫力が高い」といえます。
そして、この腸内細菌の種類は、1歳までにはほぼ決まるといわれています。
それゆえ1歳までに様々な種類の菌に触れ、それらを取り込んでいかに腸内に多くの菌を蓄えるかが、将来の体の強さや元気さに関わってきます。
そのため、赤ちゃんが手やあらゆる物を口に入れることで、体が鍛えられて自然と免疫がつくという見解もあります。
赤ちゃんの向き癖が気になります
回答
向き癖とは、赤ちゃんが特定の方向ばかり向いて寝てしまうことをいいます。
ほとんどの場合は成長と共に自然な形になっていきますが、強い向き癖があると時期によっては修正しづらくなることもあります。
赤ちゃんの頭が形成されるのは、約1年といわれています。そのため、生後7から8ヶ月までは頭の骨が柔らかく変形しやすいです。
その後は、頭蓋骨が急速に発達するので、生後6ヶ月くらいまでに対処、矯正などをする必要があるのです。
では、なぜ向き癖がつくのでしょう。
赤ちゃんは明るい方や音の出る方向を向きやすく、お母さんが添い寝していると、おっぱいのある方向に向きやすい性質があります。
一説によると、胎児のころのお腹の中にいた位置にも関係しているともいわれています。
向き癖対策としては、寝かせる時の方向を変えることです。
明るい方、音がする方、お母さんのおっぱいの方向を向きたがるので、定期的に向きを交互に変えると良いです。
また、長時間寝かせていると、自然に頭は同じ方向になってしまいますので、体を固定して寝かせるバウンサーより、フラットな布団の上に寝かせ体を自由に動かせるようにしまししょう。
赤ちゃんは成長と共に寝ている時間が減り、座ったり歩いたりする行動が盛んになると頭蓋骨の成長も進んでいくため気にならなくなります。
赤ちゃんが熱を出した時の対処方法
回答
発熱は病気のサインであることもあります。嘔吐や下痢、咳、発疹など、赤ちゃんの全身の様子をよく観察しましょう。
表情や機嫌、食欲、呼吸の状態、おしっこの回数など、赤ちゃんの様子で普段と違う点がないかどうかも確認します。
発熱すると脱水症状を引き起こす恐れがあります。湯冷ましや麦茶、経口補水液、イオン飲料などを一時間に一回を目安に与え、小まめな水分補給をします。
吐き気がある場合は、吐き気が治まってから少量ずつ与えます。
熱は一日に何回か測ってその変化を知ることも大切です。体温は、夕方は高めで朝方は低めです。
嫌がらなければ氷枕やタオルを使って頭とおでこを冷やしてあげましょう。
熱があっても元気なら、さっと浴槽に入れたりシャワーを浴びさせたりしても大丈夫です。
38.5℃以上の発熱があるとき、機嫌が悪い時は控え、お湯で絞ったタオルで体を拭いてあげましょう。
おっぱいやミルクは欲しがるだけ飲ませて大丈夫です。
3ヶ月未満の赤ちゃんが38度以上の発熱でぐったりしている時、4ヶ月以上の赤ちゃんが40度以上の熱が出ている時、呼吸が苦しそう、顔色が悪い、嘔吐や下痢が続き水分を受け付けない、また、けいれんを起こした時などはすぐに医療機関を受診してください。
RSウイルス感染症って何ですか?
回答
RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。
2歳までにほぼ全ての子どもが感染し、その後も生涯にわたって何度も感染と発症を繰り返すとされています。
主な症状は、鼻水、咽頭痛、咳、喘息、呼吸困難などです。
特別な治療はなく、対症療法(症状を和らげる治療)が中心となります。
感染経路は飛沫感染と接触感染なので、マスクの着用や手洗い、子どもが日常に触れるもののこまめな消毒、人込みを避けるなど基本的な感染予防対策が重要です。
赤ちゃんの足の骨がポキポキ鳴ります
回答
赤ちゃんを抱っこしたり、オムツ交換をしたりする時に、足がポキッと鳴ることがあります。
赤ちゃんの関節は未熟で、大人と比べると柔軟でゆるいことが多いため、骨の動きが大きくなり摩擦によって音が出ると考えられています。
炎症や痛みもなく、半年くらいの間に自然になくなることがほとんどです。
気になる場合は、3から4ヶ月健診でよく診てもらいましょう。
ポキポキ鳴るだけで他に症状がなければ心配はいりません。
しかしながら、先天性股関節脱臼については注意が必要です。股を開いた時に音がする、左右の大腿の長さが違う、股関節の開きが悪いなどの症状がある場合は小児科医に相談しましょう。
赤ちゃんの風邪
回答
風邪とは風邪症候群といって、鼻から喉、気管の入り口である上気道と呼ばれる部位に急性の炎症が起こる事です。
その原因の80から90%はウイルスによるものとされており、また、一口にウイルスと言ってもその数は200種類以上にもわたります。
鼻水や鼻の詰まり、咳、くしゃみが主な症状で、感染したウイルスの種類によっては発熱や下痢、嘔吐を伴うこともあります。
症状の重さはさまざまで、38度以上の熱が出ることもあり、食欲が落ちることもあります。
熱は2から3日で下がり、一週間ぐらいで他の症状も治まります。熱が3日以上続く場合は別の病気も考えられます。
症状が軽ければ自然に治るのを待ちますが、症状を軽くして快適に過ごす目的で、症状を和らげる薬を使うこともあります。
発熱すると体から多くの水分が奪われ、脱水になることもあるので小まめに水分補給をしましょう。
また、咳や鼻水がひどい場合は、部屋を加湿したり鼻水を鼻吸器などで吸い取ってあげてもいいでしょう。
赤ちゃんは、生後6ヶ月頃まではお母さんの胎盤からの免疫と初乳からの免疫で守られていますが、その後徐々に免疫が切れ始め、1歳前になると免疫がない状態になります。
風邪のウイルスは時期ごとに流行るものが変わり、ひとつの風邪が終わると次の風邪をひき、また終わると次の風邪をひき・・1歳から3歳までの間に約100回風邪をひく、とも言われています。
一通りの風邪をひき終わった3歳ぐらいになると、あまり風邪をひかない強い体になります。
子どもは、繰り返し風邪をひくことで免疫がついていくものなのです。
鼠径ヘルニアについて教えてください
回答
「鼠径ヘルニアについて教えてください」
小児鼠径ヘルニアとは、一般には脱腸と呼ばれています。
股の付け根の少し上辺り(鼠径部)から陰部にかけて腸が脱出して膨隆したり引っ込んだりする病気です。
小児鼠径ヘルニアの症状が現れる時期には個人差があり、生まれてすぐ見つかることもあれば、あんよが始まり腹圧がかかることで気付くこともあります。
初期段階では痛みなどは特になく、柔らかい状態なので指で軽く押さえると元に戻ります。しかし、飛び出している臓器が袋の根本で締め付けられると「ヘルニア嵌頓(かんとん)」という状態になり、赤く変色して硬くなってお腹の中に戻りにくくなります。
鼠径部の膨らみが赤く変色して、触れると硬くて引っ込まない、子どもが痛がって激しく泣く、などの症状があればできるだけ早く病院を受診してください。
生後3ヶ月くらいまでに発症、発見された小児鼠径ヘルニアは、1歳ころまでに自然に治ることもあります。その時期を過ぎても鼠径部に膨らみがある場合、自然治癒することはほぼないのでできるだけは早く手術を受ける方が安全です。
手術では、ヘルニアの原因になっている腹膜の出っ張りをなくし、袋の根本を糸で閉じます。所要時間は10分から30分程度、長くても1時間以内には終了します。
小児鼠径ヘルニアのサインを見逃さないよう、おむつ替えの時などには鼠径部や性器の脇、下腹部などに膨らみやしこりがないかどうか、こまめに確認しましょう。
1歳を過ぎてもなかなか歩きません
回答
赤ちゃんが歩き出す平均時期は1歳前後と言われています。
そのため、1歳のお誕生日を迎えたのに赤ちゃんが歩き出そうとしないと「うちの子は大丈夫かな?」と不安になってしまうことも。
歩くことは赤ちゃんにとってとても大変なことです。
歩くには2本の足で自分の体を支えなければいけません。
しかも、赤ちゃんの頭は大きく重いので、その頭をしっかり支え、転ばないようにバランスをとりながら歩く必要があります。
そして、歩くためには筋力や体幹など、体の準備がしっかりと整っていなければいけません。
普段からはいはいで動き回り全身運動で鍛えている赤ちゃんと、あまり動き回らない赤ちゃんとでは、筋肉の付き方にも違いがあるでしょう。
子どもの発達過程はとても個人差が大きいものですが、気になる場合は健診や相談機関に相談してみましょう。
停留睾丸って何ですか?
回答
精巣(睾丸)は胎児期の初めに児のお腹の中で作られ、成長とともに下りてくるもので、出産前には陰嚢内に収まります。
ところが、なんらかの原因で精巣が途中で止まり、陰嚢の中に完全に収まらない状態のことを停留睾丸といいます。
精巣が陰嚢近くに下りてきている場合もあれば、完全にお腹の中にあるものまで状態はさまざまです。
片方の精巣だけが下りていないことも多く、陰嚢が片方だけ小さいことで病気に気付く場合もあります。
精巣が停留していると、正常な状態よりも精巣の温度が1.5度から2度くらい高くなるため、精巣の発育が妨げられます。
その結果、精子を作る能力が低下し将来不妊の原因になることも考えられます。
停留している睾丸は、6ヶ月ころまでには自然に下りてくる可能性があります。
そのまま放置すると精巣の発育が妨げられるので、1歳前後になっても下りてこない場合は、医療機関を受診しましょう。
赤ちゃんのおならが多くてびっくりします
回答
初めて赤ちゃんを迎えたおうちの方は、赤ちゃんがする大きなおならにびっくりすることがあるかもしれません。
生まれて間もない赤ちゃんは、意外にも頻繁におならをするものです。
その原因のほとんどは、母乳やミルクと一緒に飲み込んでしまった空気です。
生後間もない赤ちゃんは、まだ上手に母乳やミルクを飲むことができないため、たくさんの空気も一緒に飲み込んでしまいます。
飲み込んだ空気はすぐにゲップとして出ることもありますが、上手く出ないとおならになります。
回数が多いかな?と感じたらまずは上手にゲップが出来るように工夫してみてください。
ミルクよりも母乳で育っている子の方が、おならが出やすい傾向にあります。
これは、母乳が腸に届くとガスが発生するためで、自然な現象なので心配いりません。
赤ちゃんのおならで気を付けたいのが、出るときに苦しそうにしていないかどうかです。
うんちやおならがきちんと出ていないと、お腹にガスがたまってしまい腹痛を起こすことがあります。
お腹が空いているわけでも眠いわけでもないのに、突然、火が付いたように泣き出してしまうときに考えられる原因のひとつとして、お腹にたまったガスによる腹痛があります。
赤ちゃんのおならに悩む方は多いようですが、本人がケロリとしているようであれば回数が多くても心配はありません。
むしろ腸が元気に動いているバロメーターだと思うようにしましょう。
アトピー性皮膚炎について教えてください
回答
アトピー性皮膚炎は慢性的に繰り返す痒みの強い湿疹です。
環境的な要因となるのは、アレルギー症状の原因となる物質(アレルゲン)の存在です。アレルゲンにはダニ、ハウスダスト、カビ、花粉、化学物質、食物、動物の毛やフケなどがあります。
ヒトの皮膚には、アレルゲンである雑菌などの外的な刺激が体内に侵入しないようにブロックするバリア機能がありますが、アトピー性皮膚炎を発症しやすい人の皮膚はバリア機能が低下している傾向にあり、外的刺激が皮膚に侵入しやすい状態にあります。
そのため、皮膚内の水分が外に蒸発することにより肌が乾燥しやすくなったり、かゆみや湿疹を伴う炎症を起こしやすくなります。
生後3、4ヶ月頃までは通常の乳児湿疹との区別が難しいことがあるので、専門医を受診することをお勧めします。
治療として大切なのは、皮膚の炎症を抑えるため、肌を清潔(お風呂で洗うときは泡でやさしく洗いましょう。)にして保湿を行い、肌のバリア機能を高めることです。
一般的に、肌の生まれ変わりは1ヶ月程度かかるとされています。薬を塗り始めてから数日たち症状が落ち着いたように見えても、バリア機能の低下や炎症がまだ残っていることが多いので、すぐに止めず医師の指示に従いながら治療を行いましょう。
ダニやハウスダストが原因の場合はまめに掃除を行うと良いでしょう。
喃語について教えてください
回答
喃語は言葉を話す発声の基になる鳴き声以外の声のことです。
赤ちゃんは、喉から出る声を変えたり、違う声を組み合わせたり、同じ声を繰り返したりしながら遊び、楽しんでいます。
1人でいる時にも1人で声を出して楽しんでいます。
初期のころは「んま」や「だだ」などの短い喃語ですが、だんだんと「あぶあぶあぶあぶ」「んまんまんまんま」「だぶぶぶぶぶぶ」と長い喃語を発音する機会が増えてきます。
喃語が出る頃には、体の動きがそれまでに比べ、だいぶ活発になるといわれ、腕を上下に動かしたり、顔の表情も豊かになってきます。だんだんと手足を動かしながら喃語を発生することが増え、声を出すことが感情を伝える手段となっていきます。
泣くことでしか感情を伝える手段を持っていなかった赤ちゃんですが、声を発することもコミュニケーションの方法だということがわかってきます。
喃語を発するようになってきた時には、声をかけて反応してあげたり、相づちをうってあげたり、きちんと対応してあげましょう。
赤ちゃんの機嫌が良い時や、話をしたそうに顔を向けてきた時は、優しく声をかけたり、赤ちゃんが発音しやすい言葉を使ってあげると喃語を誘いやすくなります。
陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)って何ですか?
回答
精巣(睾丸)を包んでいる陰嚢の中に、体液が溜まって腫れる病気です。
胎児のときにお腹の中にあった精巣が陰嚢内に下りてきた後、精巣が下りてきた道が上手く閉じなかったため、体液が陰嚢に流れ込んで起こります。
正期産の赤ちゃんの10%に見られる病気です。
陰嚢の大きさが通常の2倍以上になることもあり、触るとプクプクして、水が溜まっているのがわかります。
片方だけ腫れる場合と両方腫れる場合があります。
痛みはなく、陰嚢が腫れる以外に精巣の発達などに影響しません。
精巣が下りてきた道は自然に閉じることが多く、ほとんどのケースは1歳頃までに治りますが、3歳頃まで治らなかったり、2歳以降に目立ってきた場合は、腹腔と陰嚢のつなぎ目を閉じる手術を行うこともあります。
また、陰嚢が急に腫れて痛がったり、大きさが変化したときなどは、鼠径(そけい)ヘルニアが疑われます。
このように、陰嚢の大きさや硬さが気になるときは、病院を受診し、陰嚢水腫以外の病気でないことを確認することが重要です。
突発性発疹について教えてください
回答
生後6ヶ月から1歳過ぎ頃の赤ちゃんによく見られる病気で「ヒトヘルペス6型」または「ヒトヘルペス7型」の抗体を持った成人(主に父親や母親)の唾液中のウイルスから感染すると考えられています。
通常、生後6ヶ月頃までは母親から得た免疫によって、ウイルスに感染しにくい状態ですが、それを過ぎる頃には感染することが多いようです。
生後初めての発熱となる場合が多く、特に初めてのお子さんだと困惑されるかもしれません。
ウイルスに感染してから、10日から14日程度は潜伏期間となり、突然38℃以上の高熱が3日から4日続き、下がると同時に胸やお腹から全身に赤い小さな発疹が広がります。
発疹は2日から3日で消えます。高熱のわりに赤ちゃんは元気なのが特徴で、咳や下痢が伴うこともあります。
感染力も弱く、とくに心配な病気ではありませんが、高熱が熱性けいれんのきっかけになることがあります。
特別な治療は必要なく、風症候群と同じ対症療法の投薬治療を行います。市販の解熱剤の使用は避けましょう。
離乳食は食欲に合わせ、水分補給はこまめに。
熱が高い間はおふろは控え、温かい蒸しタオルで体を拭いてあげましょう。
赤ちゃんの目やにが多いです
回答
目やには、健康体でもある程度は目やにがつきます。赤ちゃんの目やにを取ってあげた後、数時間で溜まるようであれば「目やにが多い」と言えます。
多い原因としては、まず、逆さまつげです。
まつ毛が内向きになり、眼球に触れている状態です。
本来は外向きに生えていますが、赤ちゃんのまぶたは脂肪がついていて腫れぼったい感じになっているので、まつ毛が内向きになる傾向が強いのです。
目がうるうるしたり、目やにが多く出ることがあります。角膜を傷つける程でなければ自然に治っていくことが多いです。
もう一つは、鼻涙管閉鎖症です。
涙が鼻に流れる通路(鼻涙管)が生まれつき狭かったり、詰まっている病気です。
乳児期は涙管が細いので起こりやすいのです
目がうるみ、涙があふれ、寝ている間に目やにでまぶたが塞がりますが、目が充血することはありません。
ほとんどは1歳頃までに自然に治りますが、抗菌剤入りの点眼薬と、目頭を押すマッサージを続けることで症状が緩和されることがありますので、早めに眼科を受診しましょう。
サーモンパッチについて教えてください
回答
赤ちゃんの額や眉間、まぶた、鼻に赤いあざが出来ることがありサーモンパッチと呼ばれます。これはあざの色がサーモン(鮭)の色に似ていることからこう呼ばれています。正式名称は「正中部母斑」と呼ばれ、特に顔面に出来るあざを指します。
サーモンパッチは凸凹や盛り上がりがなく平坦で、正常な皮膚との境界は不明瞭です。
このあざは病気ではなく時間と共に消えていく正常なものなので心配はありません。
サーモンパッチは、赤ちゃんの毛細血管が異常に増殖し、血液中に含まれる赤血球の赤い色が、皮膚の表面まで見えるようになったものです。
入浴したり泣いたりして、血管が拡張した時に赤みが目立つ傾向にあります。
なお、サーモンパッチは赤ちゃんの20%から30%に見られ、2歳頃までに消えていくことがほとんどですが、あざの赤みの濃淡や大きさには個人差があり、まれに2歳を過ぎても赤みが残ることがあります。そのような場合は、レーザー治療を行う場合があります。
赤ちゃんのしゃっくりが多いので心配です
回答
新生児期の赤ちゃんはよくしゃっくりをしています。
赤ちゃんがしゃっくりを起こしやすい理由としては脳や神経系、横隔膜といった臓器も未熟なため、ちょっとした刺激ですぐに横隔膜がけいれんを起こしてしまいます。
授乳後にしゃっくりをする赤ちゃんは多く、新生児の胃はとても小さいので、母乳やミルクが一気に入ることで急激に膨らみ、横隔膜を刺激します。また、母乳やミルクと一緒に空気を飲んでしまうことも横隔膜の刺激を誘発します。
その他にも、赤ちゃんは自律神経が発達していないので、体温調節がうまくいかず周りの温度変化に影響されやすい特徴があります。
暖かい室内から外へ出て冷たい空気に触れた時や、体を温めすぎてしまい汗をかいて冷えてしまった場合、また、おむつが濡れた状態で長時間過ごすと下半身が冷えてしゃっくりが引き起こされることがあるともいわれています。
赤ちゃんのしゃっくりの音は大きいので心配になりますが、基本的には、機嫌も良くしゃっくり以外に体調で気になることがなければ様子を見て大丈夫です。
対処方法として、赤ちゃんを縦に抱っこしてあげることで、横隔膜の緊張が緩み治まることがあるようです。
体の冷えが誘因になっている時は、体を温めたり母乳などを飲ませてみてください。
モロー反射って何ですか?
回答
大きな音や明るい光、身体がグラッと傾いたときなど、赤ちゃんへ外から大きな刺激が与えられたときにモロー反射は起こります。
刺激を受けると手足をビクッとさせ、ゆっくりと万歳するように腕を広げます。それはまるで何かにしがみつくような姿勢のように見えます。
この反射は、赤ちゃん自身の身を守るための反応と考えられています。
モロー反射が起きる状況=赤ちゃんは「危険」を感じているわけです。モロー反射の頻度が激しい赤ちゃんの場合、寝られなくて泣いてしまうこともあります。あまりに刺激に過敏な場合は、おくるみを使って安心できるように包んであげるのも工夫のひとつ。おくるみに包んであげるときは、ママのお腹にいるときと同様に足を軽くМ字にし、足元からおくるみで包むように優しく巻いてあげましょう。詳しくは産院の助産師に聞くと良いですね。
人間の原始的な反射といわれているモロー反射ですが、実は妊娠27週ころから始まって、通常、首すわりが始まる生後3、4ヶ月から少しずつモロー反射はなくなっていきます。
赤ちゃんの目が寄り目になったり白目になることがあります
回答
ふとした瞬間に赤ちゃんが寄り目や白目になっていて、驚いたことはありませんか?
赤ちゃんは目の筋肉が未発達の状態で生まれてくるため、まぶたを支えきれない時があります。皮膚も弱く短いため、眼球をすべて覆うことができません。
そのため、まぶたを閉じた状態がキープできず白目をむいてしまうことがあります。
赤ちゃんの視力は0.01程度と弱く、目の前がうっすら見える程度です。
脳の発達も未熟であることから、一つのものを両目を使って見ることが上手ではありませんので、寄り目になったり、授乳中や眠くなったときなどは余計に焦点が合わなくなってくるので、白目になりやすいのです。
しかし、成長するにつれてどんどん視力が良くなってくるので、自然に改善されていくことがほとんどです。
赤ちゃんの片方の目だけが寄ったり離れたりする場合や、外側に黒目が動いてしまう場合は、斜視の可能性があり目の発達を妨げることもあるので注意が必要です。
また、ひきつけやてんかんにより赤ちゃんが反り返り硬直し、寄り目になって痙攣した場合は、すぐに病院に行くことをお勧めします。
赤ちゃんのよだれが多いのはなぜ?
回答
よだれが出始める時期には個人差がありますが、ふつう生後2・3ヶ月からといわれています。5・6ヶ月目は離乳食がスタートする時期なので、ご飯を食べられるように唾液の分泌量が増えます。
1・2歳から徐々にひとり食べが出来るようになりよだれも落ち着いてきます。
赤ちゃんの口の筋肉は未発達で、しっかり閉じることが出来ないので、口元がゆるくなりよだれが出てきます。また、赤ちゃんは大人のように唾液を上手く飲み込むことが出来ません。口の中に唾液が溜まることで、よだれとなり口から垂れてしまうのです。
よだれには注意点があります。一番多いのは肌荒れです。
赤ちゃんの肌はデリケートでとても敏感なので、常時皮膚に唾液が付いていると、かぶれて炎症を起こしてしまいます。
対策としては、ガーゼやタオルで優しくよだれをふき取ってあげると良いでしょう。
そして保湿剤でしっかりと保湿することも大切です。
もし、赤ちゃんの肌が荒れて赤くなったり、痛みがでて機嫌が悪くなったりした場合は、病院で診てもらいましょう。
臍(へそ)ヘルニアについて教えてください
回答
赤ちゃんの「でべそ」は臍(へそ)ヘルニアと呼ばれ、赤ちゃんの5人から10人に1人の割合でみられます。
へその緒が取れた直後の臍輪(さいりん)が塞がっていない時期にお腹に圧力が加わることで、臍部(さいぶ)に腸が飛び出してくると「でべそ」になります。
泣き止んだ時に触ると柔らかく、圧迫すると脱出している腸がグシュグシュした感触で簡単にお腹に戻ります。
生後3か月頃までに大きくなり、大きいものは直径4cm近くになることがありますが、
ほとんどは、腹筋の発育とともに突出の勢いが弱まり、80%は1歳ごろ、90%は2歳ごろまでに自然に治ってしまいます。
以前は、診察のみで経過を見ていましたが、近年はへその圧迫療法の症例で突出が見られなくなります。
1、2歳を超えても腹圧で、おへそが膨らむ場合は手術の対象となります。
赤ちゃんの昼夜逆転はなぜ起こるの?
回答
生まれたばかりの赤ちゃんの脳はまだ未発達なため、昼間起きて夜眠るという睡眠のリズムがまだできていません。
赤ちゃんの睡眠時間は、おおよそ16時間から20時間ほどで、1日の半分以上は寝ています。つまり、体内時計の機能が未熟なのです。
そのため、生まれたばかりの赤ちゃんとママの生活リズムが合わないのは当たり前で、「昼夜逆転」のように感じられ、ママにとっては辛い時期と言えそうです。
しかし、生後3か月頃には、寝て起きての周期が自然に長くなり、改善していくのがほとんどだそうです。
昼夜の区別をつけるためには、朝は日の光を浴びて目を覚まさせ、逆に夕方から夜は、静かに落ち着いた環境で過ごすことで「寝るための環境」を整えましょう。
部屋の照明を落とし、テレビなどの音量や周りの騒音などにも気を配ることが大切です。
赤ちゃんが解かるように、昼と夜のメリハリをしっかりと身に付けさせることがポイントです。
赤ちゃんが毛深いのはいつ頃治りますか?
回答
生まれたばかりの赤ちゃんは、背中や肩のあたりに産毛が生えています。
よく観察すると、顔にもうっすらと産毛が生えています。
なかには、産毛とは思えない程毛深い赤ちゃんもいるので、びっくりするお母さんもいるようです。
赤ちゃんの産毛は、長期間お母さんのお腹の羊水の中にいてもふやけないよう、皮膚を守るために生えています。
生まれると、その必要がなくなることから産毛は成長に伴い自然と抜け落ちていくので、心配ありません。
赤ちゃんのうなじに赤いあざがあります
回答
生後間もない赤ちゃんの後頭部から首筋にかけて多く出る、境界線のはっきりしない平坦なあざ。これはウンナ母斑というあざの一種です。
身体の正中線上にできるため、正中母斑とも言われています。
新生児の20から30%に見られ、3歳までに薄くなっていく場合がほとんどで、成人になるまでに残っているのは10%ほどです。
ウンナ母斑は「コウノトリのくちばしの痕」とも呼ばれ、そのコウノトリが絶対に赤ちゃんを落とさないよう、大事に運んできてくれた証であるという言い伝えがあります。
また、ヨーロッパでは、天使がかわいがっていた子どもが、生まれてからもわかるようにキスマークの目印をつけた痕である、とも言い伝えられています。そのため「天使のキスマーク」とも言われています。
ウンナ母斑の原因は遺伝によるものとも言われていますが、詳しい原因は未だ解明されていません。
胎児の時にうなじの毛細血管が拡張、異常繁殖するために起こるようです。
痛みや痒みもなく、特に影響はありませんのでそのまま様子を見てもいいでしょう。
乳児湿疹について教えてください
回答
乳児湿疹とは、通称「赤ちゃんニキビ」と言われていますが、生後3週間から1カ月健診頃がピークで、長引く赤ちゃんは生後2カ月頃まで続く子もいます。
これは病気ではなく、昔の人は「胎毒」と言って、お母さんの身体の余分なものを赤ちゃんが出してくれているとさえ言われたものです。
赤ちゃんの肌はオイリーで、実は新生児の皮脂腺は中学生男子の肌と同じぐらいのレベルだとも言われています。
出来やすい部位は「顔」「首から胸」など主に上半身、特に顔の周辺になります。
よだれ、おっぱいやミルクを吐いたり、汗をかいて汚れやすく、皮膚と皮膚が重なっているところが多いので特に注意が必要です。
乳児湿疹の予防と対策としては、肌を清潔に保つことが一番です。沐浴では必ず石鹸を使って洗いましょう。おすすめは、たっぷりの泡で洗うことですが、石鹸が目に入ったりすることが心配な場合は、やわらかいガーゼを濡らして固形石鹸を付け、やさしく拭き洗いをします。
湿疹がひどい場合は、1日2回洗っても良いでしょう。
他の子供と比べて言葉が遅いのではないかと心配です
回答
言葉の発達には個人差がありますから「おしゃべりするか、しないか」だけで判断せず、子どもの表情の豊かさや言葉の理解、動作表現などを総合的に判断することが必要です。
2歳を過ぎてもなかなか意味のある言葉をしゃべらないと心配になりますが、そんな時は子どもの反応を見ながら歌を歌ったり、
絵本を読んであげたり、言葉のやりとりを楽しんだりしましょう。
友達と遊んで刺激を受けることも大切です。地域の子育て支援センターや児童館を活用してみましょう。
2歳になっても、言葉を理解しているかどうかわからない、問いかけに反応がなく一人遊びを好む、落ち着きがなく次々と遊びが変わってしまう、
というような場合には専門機関に問い合わせてみてください。
首の据わりが他の子どもより遅い気がして心配です
回答
赤ちゃんの発達を見るときに良く使われる目安の中で、一番最初にくるのが首の据わりです。
どの時点で首が据わったと判断するのかが問題で、よく「うちの子はもう首が据わった」
というお母さんがいますが、本当の首の据わりは4か月前後で多く見られます。
引き起こし反応といって、仰向けの状態から赤ちゃんの両手を持って上半身を引っ張り起こすと、首が後ろの方にぐらりと残らずに上半身と一緒になってついてくるか、またはうつ伏せして両手で上半身を上げることが出来るかどうかで判断します。
首の据わりの判定は、市町村で行う乳児健診で診てもらえますので必ず受診しましょう。
また、首の据わりが十分でない赤ちゃんの中には、うつ伏せになったことがない子がいます。
赤ちゃんをうつ伏せにして、声をかけたり、おもちゃであやしたり、背中をさすったりして遊んであげましょう。
ただし、首の据わりが完全でない時期にうつ伏せにするときは、窒息などの事故防止のために必ず誰かそばにいて見守るようにしてください。
5か月になっても首が据わらない、体全体がやわらかいというようなときは、早めに医師の診察を受けましょう。
赤ちゃんの目が見えるのはいつから?
回答
新生児の目は見えていないと言われる事がありますが、全く見えていない訳ではありません。
生後間もない赤ちゃんもわずかですが目が見えていて、まぶしい、暗いといった明暗は認識する事ができます。
赤ちゃんの視力は成長するにつれて発達し、少しずつ色々な物を認識するようになります。
生後1から2か月の頃の視力は0.01から0.02.。目から20から50センチくらいのものをじっと見つめます。生後2か月頃になると追視のような動きを始めます。
生後3から5か月頃の視力は0.04から0.08。はっきり追視するようになります。
生後3か月頃から両目を連動させて焦点を定めるようになります。
生後4から5か月頃になると奥行きが少しずつわかるようになり、目と手が連動して発達するようになります。赤の色を認識し始め、そこから徐々に他の色もわかるようになってきます。はっきりした色や形はわかりやすいので、反応しやすいおもちゃでいっぱい遊んで刺激を与えてあげましょう。
生後6か月頃の視力は0.1くらい。奥行きや距離感がつかめるようになってきます。
それまでは周囲の人の声や気配、においで判断しますが、顔を覚えてしっかりと区別をつけられるようになります。人見知りが始まるのはこの頃です。
1歳頃の視力は0.2から0.25、上下左右や奥行きなど、空間を立体で把握出来るようになる事で行動の範囲も広がってきます。
体重が増えなくて悩んでいます
回答
赤ちゃんの体重が順調に増えているかどうかは、お母さんにとってとても関心のあることだと思います。
体重の増え方にも個人差があります。
赤ちゃんにも大人と同じように食欲のムラがあり、体重の増え方にも波があります。
体重の増え方が少なくても、元気で機嫌が良ければ心配はいりません。
母子手帳には、乳幼児の体の発育曲線のグラフがありますので、そこに赤ちゃんの体重を記入してみましょう。
体重が平均値より少なくても、グラフの曲線と同じようなカーブを描いていれば安心です。
母乳を飲んでいる赤ちゃんの場合は、30分以上も乳首を離さなかったり、飲ませたばかりなのにすぐ欲しがるというような時には母乳不足が考えられます。
また、赤ちゃんの場合、下痢などの病気によって一時的に体重が減ることがあります。
この場合は病気の回復と共に体重も増えてきますので、焦らず様子を見ましょう。
赤ちゃんが便秘がちで心配です
回答
母乳やミルクをよく飲み体重が増えているのに、便が2日か3日おきに出る赤ちゃんがいます。実は毎日便が出ないからと言って便秘とは限りません。
また体重が増えなくて毎日便が出ない時は、母乳やミルクが不足している可能性があります。
生まれて1か月から2か月の赤ちゃんは、腹筋が発達していないため上手くいきめないので、便が出にくくなる事があります。
この場合はお腹を時計回りにさすってあげるか、肛門の周囲を親指で押してマッサージすると便通が良くなります。
それでも出にくいようであれば、綿棒に白色ワセリンやベビーオイルをつけ、綿棒の先が肛門に隠れるくらい入れてくるくると「の」の字を書くように刺激すると便が出やすくなります。
「手足口病ってどんな病気?」
回答
手や足、口の中に水ぶくれや発疹ができる病気です。
夏に流行することが多く「ヘルパンギーナ」と「プール熱(咽頭結膜熱)」とともに、三大夏かぜの一つです。
主な感染経路は飛沫感染(せきやくしゃみ)、接触感染(唾液や体液)、糞口感染(便と一緒に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)があります。
子どもを中心に流行し、感染者は2歳以下が半数を占めますが、小学性でも流行的発生がみられることがあります。
感染してから3日から5日後に、口の中、手のひら、足底や足背(足の甲)などに2mmから3mmの水疱を伴う複数の発(ほっ)しんが出ます。
発熱・食欲不振・のどの痛みなどの症状がみられます。発熱は発症した人の約3分の1にみられますが、38℃以下のことが多く高熱が続くことは通常はありません。
ほとんどは、3日から7日のうちに治る病気ですが、まれに合併症を起こし、重症化することがあります。
特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法を行います。
口の中に水泡ができ食事がとり難いため、柔らかく薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけることが大切です。
頭痛やおう吐、発熱が続く場合は主治医に相談しましょう。
症状が治まっても比較的長い期間は便と一緒にウイルスが排泄されますので、手洗いやうがいなどの衛生管理はしっかりと。
また、タオルの共有は避けましょう。
まだ寝返りが打てなくて心配です。
回答
生後4か月から5か月くらいになると、仰向けから横向きに半分くらい体をねじるようになり、7か月頃になると90%くらいの赤ちゃんが寝返りをするようになります。
ただし、これには個人差があり、中には寝返りをしないでお座りをする子もいます。
首のすわりやひとり座りは、赤ちゃんの発達の判定の上で非常に重要ですが、寝返りはできなくても特に問題はありません。
ただ、赤ちゃんを1日中寝かせてばかりいて遊んであげないことが、寝返りできない原因となっていることがあります。
赤ちゃんのお尻を押してあげたり、横向きのときにおもちゃをさしだしてあげたりすると、寝返りができることがあります。
赤ちゃんと一緒に遊んできっかけを作ってあげましょう。
寝返りはちょっとしたきっかけでできるようになるものです。
赤ちゃんの頭にフケとかさぶたのようなものがあります。
回答
生後2か月から3か月くらいまでの赤ちゃんの頭は、脂肪の分泌が多いため、フケと脂肪が一緒になって固まり、これが多くなるとかさぶたのようになります。眉毛やほっぺに出来る事があります。無理にはがそうとすると出血することもあるので、ベビーオイルや白色ワセリンなどを塗って柔らかくしてから、シャンプーや石鹸で洗い流しましょう。頭は他の皮膚よりも特に脂肪の分泌が多いので、毎日ベビーシャンプーで根気良く洗う事が大切です。かさぶたのようになって赤くただれているような時は、皮膚科を受診して薬で治すのがいいでしょう。
「赤ちゃんの熱」
回答
熱とは、体に侵入したウイルスや細菌の活動を抑えようとする体の防御反応です。
赤ちゃんの場合は一般に37.5度以上を発熱といいますが、ウイルスや細菌は37度くらいの体温のときに活動が盛んになるので、体温を上げて病原体の活動を抑えようとします。
赤ちゃんは体温調節が未熟なため、室温や厚着などが原因で熱が上がることもあります。
これらの問題がなく、普段より体が熱い、おっぱいを飲む口の中が熱い、ひどくぐずるといった場合は、体温を測り発熱していないか確認しましょう。
日ごろから赤ちゃんの平熱を知っておくことも大切です。
熱は赤ちゃんの体力を消耗させますが、病気と戦うことで免疫力をあげていきます。
熱が出た後、病原体に体が勝って病気が治ると、体の中に免疫が作られます。
そのため、次に同じ病原体が入ってきても、発症しないか軽症で収まるようになるのです。
熱があっても食欲があり元気なら、様子を見ながらケアしましょう。
ただし、3か月未満児で38℃以上の発熱がある時や、38度以上の発熱にかかわらず、
顔色が悪く苦しそうなとき、小鼻がピクピクして呼吸が速いとき、意識がはっきりしないとき、頻繁な嘔吐や下痢があるとき、不機嫌でぐったりしているとき、
けいれんが5分以上治まらないとき等は、できるだけ早く受診することをお勧めします。


