令和8年3月19日 12番佐藤雄一議員に対する問責決議
令和8年第1回定例会において可決された「12番佐藤雄一議員に対する問責決議」の内容は、次のとおりです。
提出者
千葉正幸議員
賛成者(23議員・署名順)
奥山浩幸議員、阿部久一議員、阿部浩章議員、丹野清議員、早川俊弘議員、安倍太郎議員、鈴木良広議員、渡辺拓朗議員、櫻田誠子議員、大森秀一議員、高橋憲悦議員、阿部正春議員、木村美輝議員、原田豊議員、勝又和宣議員、齋藤澄子議員、後藤兼位議員、阿部正敏議員、山口荘一郎議員、宇都宮弘和議員、我妻久美子議員、谷祐輔議員、西條正昭議員
内容
佐藤雄一議員に対し、その政治的責任を厳格に問い、猛省を促すため、本会議の決議をもって次のとおり問責する。
令和8年1月4日、前谷地地区で発生した2名の尊い命が失われた住宅火災の現場において、消防団員として出動していた佐藤雄一議員は、消火および救助活動が緊迫する規制線内という極めて厳粛な場にありながら、公務とは無関係な写真撮影を試みた。この行為は、自らの命を顧みず職務に邁進する他の消防団員の士気を著しく低下させ、市民感情を激しく逆なでする不謹慎極まりない行動である。
その後の調査によれば、同議員の動機は「普段の議員活動や食事の記録の延長」という極めて軽薄なものであり、他の団員が懸命に消火活動に当たる中で「手持ち無沙汰であった」から撮影しようとしたなど、職務に対する誠実さを感じさせないものである。さらに、過去の出動時においても同様の撮影行為が常態化しており、林野火災の写真をSNSへ投稿するなど、現場の緊張感や被害者の心情に対する配慮、さらには規制線内における自らの立場への自覚が決定的に欠落していたことが判明した。
注意を受けなければ撮影を継続していたと釈明し、自らの行為が政治倫理条例に抵触するか否かの判断すら「自分では分からない」と議会に委ねるその無責任な態度は、公人としての倫理観を疑わざるを得ず、社会通念上、断じて容認できるものではない。
また、本件により消防団長から綱紀粛正の通達が出される事態を招いたことは、地域防災の要である消防団への信頼を著しく毀損させただけでなく、市議会議員に対する市民の不情感を決定的なものとした。これは、石巻市議会議員政治倫理条例第4条第1項第1号に規定する「市民全体の奉仕者として、その品位と名誉を害するような一切の行動」に該当するといえよう。
議員は「市民全体の代表者」であり、いかなる場においても高い倫理基準に基づいた行動が求められる。本件を看過することは、政治倫理条例の精神を根底から覆すことに等しく、議会自らがその規律を正す責務がある。
よって石巻市議会は、佐藤雄一議員の不適切な行動に対し厳重に抗議し、その政治的責任を明確にするため、ここに本決議を付するものである。
令和8年3月19日
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