令和4年12月16日 令和5年度の年金改定において物価の高騰に見合った年金額引上げを求める意見書

石巻市議会にて提出された意見書の内容について掲載します。 

令和5年度の年金改定において物価の高騰に見合った年金額引上げを求める意見書

令和4年度は年金支給額が前年度比0．4％引き下げられている。年金は高齢者の命綱であり、高齢者の生活はますます苦しくなっている。
総務省が発表した消費者物価指数は上昇しており、生活必需品のパンや冷凍食品は値上げが続き、電気代、ガス代もかつてない大幅値上げとなり、さらなる値上げが予想されている。年金受給者は生活防衛のために、食料費や暖房費を節約せざるを得ない状況であり、生活が困難になりつつある。
さらに、本年10月から、一定以上の所得のある方の後期高齢者医療費の窓口負担割合が1割から2割になり、多くの病気を抱えている高齢者は多いが、医療機関に行くことも困難になってきている。
このような状況を踏まえ、高齢者の生活を守るため、令和5年度の年金改定においては、物価の高騰に見合った年金額の引上げを強く求めるものである。

 　以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 

　　令和4年12月16日 

内閣総理大臣　殿
厚生労働大臣　殿

宮城県石巻市議会
議長　安倍太郎