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令和3年3月17日 石巻須江火力発電所建設計画に関する意見書

更新日:2021年8月17日

石巻市議会にて提出された意見書の内容について掲載します。

 

石巻須江火力発電所建設計画に関する意見書

 石巻市須江字瓦山地内に液体バイオマス火力発電所建設計画が進められています。
 事業計画では、出力102,750kwで国内最大規模となっており、燃料は植物油(ポンガミア油)を使用するとしています。燃料の原料となる植物は、アフリカ(モザンビーク)で植林、栽培、精油化され、タンカーで日本へ輸送し、発電所に供給するとされています。
 地元住民からは、発電所稼働に伴って発生する低振動や騒音、悪臭、大気汚染そして道路交通など住環境への影響と健康被害が懸念されるとの声が上がっています。
 本市議会としては、再生可能エネルギー発電事業を進めるにあたっては、自治体はもとより地域住民の理解を得て、地域と共生した形で事業を実施することが重要であると考えます。
 したがって、地元住民の不安を解消し、理解を得ることを望み、下記の事項について強く要望いたします。


  1. バイオマス発電所建設においては、全国的に問題になっている住宅地への建設を避ける、事業用地買収段階から地権者以外の広い地域住民への事業計画の周知と理解を得るなど、建設基準の見直しと事業計画策定ガイドラインの遵守を義務化していただきたい。

  2. 国内で使用実績が十分でない新規輸入燃料のFIT認定は、慎重に判断していただきたいと強く要望いたします。

    以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


    令和3年3月17日


    経済産業大臣 殿
    資源エネルギー庁長官 殿

    宮城県石巻市議会
    議長 大森 秀一

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部署名:石巻市議会事務局
電話番号:0225-95-1111

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