仙台塩釜港「石巻港区」耐震強化岸壁事業化について（令和5年3月31日）

本日（3月31日）、東北地方整備局より令和5年度国土交通省予算において、仙台塩釜港「石巻港区」雲雀野北地区への水深12m耐震強化岸壁整備事業化の連絡がありました。

本件は、石巻地域の長年の要望に応えていただいたものであり、これまで仙台塩釜港「石巻港区」の整備促進に向けて一緒に活動してまいりました宮城県、関係自治体、議会、商工会議所、港湾関連企業及び住民の皆様の御支援の賜物であると考えており、大変喜ばしく思っているところです。

東北唯一の「国際拠点港湾」に指定されている仙台塩釜港の主要港である「石巻港」は広域産業拠点港湾としての機能を担い、経済・産業の発展、石巻広域圏の雇用にも大変重要な社会基盤となっております。

今回、雲雀野北地区への耐震強化岸壁の事業化が決定したことは、切迫性が指摘されている大規模地震等の災害時における緊急物資輸送など、防災拠点としての機能強化はもとより、新規企業等の立地に伴う船混み解消なども大いに期待されるところです。

本市といたしましては、今後も仙台塩釜港「石巻港区」の整備促進が円滑に進むよう、関係機関の皆様と連携・協力して、鋭意取り組んでまいります。

令和5年3月31日
石巻市長　齋藤 正美