雨水出水浸水想定区域の指定について
更新日:2025年2月12日
水防法第十四条の二第二項の規定に基づき雨水出水浸水想定区域を定めたので、同条第三項の規定により公表します。
石巻市では想定最大規模降雨(1時間雨量120.0mm)における浸水シミュレーションを実施し、雨水出水浸水想定区域図を作成しました。
想定最大規模降雨とは、1年間にその規模を超える降雨が発生する確率がおおむね1000分の1(1000年に1回程度)の降雨です。
なお、これまでの石巻市の1時間最大降雨量は平成26年9月に観測された1時間雨量91.0mmであり、その約1.3倍の降雨が発生した場合を想定しています。
・復興事業における下水道幹線・ポンプ場の整備が完了した時点の水路状況等を反映しています。
・浸水継続時間については、50cm以上の浸水が12時間以上継続することが想定される場所を着色しています。
・短時間で集中的に雨が降るゲリラ豪雨や、昨今の線状降水帯のように長時間雨が降り続く場合など、実際の降雨状況によっては、着色のない場所でも浸水が発生する場合があります。
雨水出水浸水想定区域図(東部地区_浸水深)
雨水出水浸水想定区域図(飯野川地区_浸水深)
雨水出水浸水想定区域図(西部地区・南境地区_浸水継続時間)
雨水出水浸水想定区域図(東部地区_浸水継続時間)
雨水出水浸水想定区域図(飯野川地区_浸水継続時間)
下水道建設課窓口、下水道管理課窓口に閲覧用図面を備えつけております。
これは公共下水道の雨水管渠等のことであり、本市においても公共下水道全体計画区域を指定対象区域としております。
石巻市では今後、雨水出水浸水想定区域を対象とした内水ハザードマップを作成し配布する予定です。
また、不動産取引時に宅地建物取引業者が重要説明事項として、水防法に基づく水害ハザードマップを用いて説明することが義務化されており、内水ハザードマップについても該当となります。
今後の整備については、作成した雨水出水浸水想定区域図を踏まえ整備箇所や整備時期等を検討しながら、引き続き雨水整備事業を進めてまいります。
なお、石巻市では計画降雨を発生確率が5分の1(5年に1回程度)の降雨としております。
洪水や津波につきましては洪水ハザードマップや津波ハザードマップをご確認ください。
雨水出水浸水想定区域の概要
大雨時に下水道や水路など雨水を排除する施設からの浸水が想定される区域や浸水する深さの情報をまとめた図面です。石巻市では想定最大規模降雨(1時間雨量120.0mm)における浸水シミュレーションを実施し、雨水出水浸水想定区域図を作成しました。
想定最大規模降雨とは、1年間にその規模を超える降雨が発生する確率がおおむね1000分の1(1000年に1回程度)の降雨です。
指定対象区域
水防法第十四条の二第二項の規定により定められた雨水出水浸水想定区域は、公共下水道全体計画区域(黒枠)のうち浸水が想定される区域(着色部)となります。雨水出水浸水想定区域図の作成条件等
・対象降雨は想定最大規模降雨(1時間雨量120.0mm)とし、排水ポンプ場から公共水域に雨水を排水できない最悪の条件を想定しています。なお、これまでの石巻市の1時間最大降雨量は平成26年9月に観測された1時間雨量91.0mmであり、その約1.3倍の降雨が発生した場合を想定しています。
・復興事業における下水道幹線・ポンプ場の整備が完了した時点の水路状況等を反映しています。
・浸水継続時間については、50cm以上の浸水が12時間以上継続することが想定される場所を着色しています。
・短時間で集中的に雨が降るゲリラ豪雨や、昨今の線状降水帯のように長時間雨が降り続く場合など、実際の降雨状況によっては、着色のない場所でも浸水が発生する場合があります。
雨水出水浸水想定区域図
雨水出水浸水想定区域図(西部地区・南境地区_浸水深)雨水出水浸水想定区域図(東部地区_浸水深)
雨水出水浸水想定区域図(飯野川地区_浸水深)
雨水出水浸水想定区域図(西部地区・南境地区_浸水継続時間)
雨水出水浸水想定区域図(東部地区_浸水継続時間)
雨水出水浸水想定区域図(飯野川地区_浸水継続時間)
下水道建設課窓口、下水道管理課窓口に閲覧用図面を備えつけております。
よくあるご質問
雨水出水浸水想定区域の指定を市内全域としないのはなぜか?
水防法により、雨水出水浸水想定区域の指定に当たり、浸水を想定する排水施設の対象は、公共下水道等の排水施設と位置付けられております。これは公共下水道の雨水管渠等のことであり、本市においても公共下水道全体計画区域を指定対象区域としております。
雨水出水浸水想定区域に指定されるとどうなるか?
雨水出水浸水想定区域に指定されると市町村は内水ハザードマップを作成し配布するなどの措置を講ずる必要があります。石巻市では今後、雨水出水浸水想定区域を対象とした内水ハザードマップを作成し配布する予定です。
また、不動産取引時に宅地建物取引業者が重要説明事項として、水防法に基づく水害ハザードマップを用いて説明することが義務化されており、内水ハザードマップについても該当となります。
浸水が想定される区域の整備の予定はあるか?
雨水出水浸水想定区域図は、浸水リスクを確認していただくことによって、速やかに避難できるよう活用することを目的としておりますので、今回設定した想定最大規模降雨に対応する雨水整備の予定はありません。現在の整備状況や今後の整備の進め方は?
石巻市では計画降雨(1時間雨量45.6mm)に対応する雨水整備事業を進めております。今後の整備については、作成した雨水出水浸水想定区域図を踏まえ整備箇所や整備時期等を検討しながら、引き続き雨水整備事業を進めてまいります。
なお、石巻市では計画降雨を発生確率が5分の1(5年に1回程度)の降雨としております。
大雨による河川の氾濫なども考慮されているか?
雨水出水浸水想定区域図では内水(下水道や既設水路による排水ができずに溢れた水)を対象としており、外水(洪水や津波など)は考慮されておりません。洪水や津波につきましては洪水ハザードマップや津波ハザードマップをご確認ください。
過去の大雨で浸水した箇所が図面上で着色されていないのはなぜか?
落葉や土砂による排水施設の詰まりなどの環境的要因をシミュレーション上で考慮できないため、過去の浸水実績と異なる場所もございます。今まで浸水したことがない場所で浸水深が深い表示となっているのはなぜか?
雨水出水浸水想定区域図は想定最大規模降雨を対象としており、過去に市内で発生したことのない大雨です。
このため、これまで浸水被害が確認されなかった場所についても浸水深が深い表示となっていることがあります。
このページへの問い合わせ
部署名:建設部 下水道建設課
電話番号:0225-95-1111
建設担当
計画担当