市主催敬老会事業の廃止について

例年9月に開催しておりました、市主催の敬老会について、令和5年度より廃止いたしますのでお知らせいたします。

合併当時26.5パーセントとなっていた敬老会の出席率は、震災以降大幅に低下し、近年では8パーセント前後で推移しています。
また、市主催の敬老会については、令和2年度以降、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、全地区で中止し、代替事業として対象者全員に記念品を送付しておりましたが、大勢を一か所に集めての開催は困難な状況です。
同じく敬老事業である、88歳と100歳の方に支給している敬老祝い金については、高齢化により対象者数が増加しています。

このような中、敬老祝い金支給を含めた敬老事業について見直しを行い、市主催敬老会の廃止を決定したものです。

今後は、敬老祝い金支給事業を継続するとともに、敬老意識の向上と高齢福祉の充実を図り、年間を通した社会参加の場を提供し、高齢者の日常的な生きがいづくりを支援してまいります。

敬老意識の向上

敬老祝い金支給事業の継続や、老人の日・老人週間の啓発拡充、子どもたちの敬老イラスト掲示などで、高齢者の長年の功績と長寿を祝い、敬老の意を表する取り組みを行います。

令和5年度は新たに以下のことを行います。

• 老人週間に合わせて、65歳以上の市民の方を対象に、市の5施設で入館料無料の取り組み
• 市内小学校の児童に敬老パンフレットの配布

高齢福祉の充実

サロン、老人クラブ等の自主的活動への助成や、各種講座、介護予防教室の参加促進を進め、日常的な生きがいづくりを支援していきます。

令和5年度は新たに以下のことを行います。

• 65歳以上の方が参加できる通いの場（地域の自主活動、各種講座、健康教室）をまとめたガイドブックの配布