「捕鯨船第十六利丸」がふね遺産に認定されました!
更新日:2024年9月24日
捕鯨船「第十六利丸」が、「戦後最盛期の捕鯨船団を構成した現存する大型高速キャッチャーボート」であるとして公益財団法人日本船舶海洋工学会が認定する第8回ふね遺産に令和6年9月13日に認定されました。
大洋漁業(株)、日本共同捕鯨(株)、日本捕鯨(株)において操業、昭和63年(1988年)3月末まで現役で活躍し、平成元年(1989年)から捕鯨基地の鮎川に陸上保存されています。東日本大震災で高さ8.6メートル以上の大津波に襲われ、沿岸部にあった建物のほぼ全てが破壊される中で、唯一もとの勇姿を保ち続け、復興に向けたシンボルとして人々の心の支えとなってきました。
大型捕鯨船が陸上展示されているのは石巻市鮎川浜を含め2か所のみであり、一般の方が乗船できるのは「第十六利丸」だけです。
船首を極端に高くした独特の船型を有しており、船首からの眺めは抜群です。
甲板へ上ることが出来、船首には捕鯨砲が設置されていますので、鮎川へお越しの際はぜひご覧ください。
ふね遺産とは、歴史的で学術的・技術的に価値のある船舶類及びその関連設備を表彰する制度。
「第十六利丸」とは
「第十六利丸」は、捕鯨母船を中心とした捕鯨船団及び沿岸捕鯨で操業し、キャッチャーボートとして現存する2隻のうちの1隻であり、大洋漁業(株)の大型高速捕鯨船の一番船として、下関市の林兼造船(株)で昭和33年(1958年)に竣工しました。
大洋漁業(株)、日本共同捕鯨(株)、日本捕鯨(株)において操業、昭和63年(1988年)3月末まで現役で活躍し、平成元年(1989年)から捕鯨基地の鮎川に陸上保存されています。東日本大震災で高さ8.6メートル以上の大津波に襲われ、沿岸部にあった建物のほぼ全てが破壊される中で、唯一もとの勇姿を保ち続け、復興に向けたシンボルとして人々の心の支えとなってきました。
大型捕鯨船が陸上展示されているのは石巻市鮎川浜を含め2か所のみであり、一般の方が乗船できるのは「第十六利丸」だけです。
船首を極端に高くした独特の船型を有しており、船首からの眺めは抜群です。
甲板へ上ることが出来、船首には捕鯨砲が設置されていますので、鮎川へお越しの際はぜひご覧ください。
- 乗船時間 午前9時から午後4時まで(11月から3月までの期間は午前9時から午後3時まで)
- 乗船無料・一部立入禁止の場所あり
- 安全確保のため、天候などの状況により乗船不可とさせて頂く場合もございます。
このページへの問い合わせ
部署名:牡鹿総合支所 地域振興課
電話番号:0225-45-2111
部署名:牡鹿総合支所 市民福祉課
電話番号:0225-45-2112・45-2113