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石巻市立寄磯小学校
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わかめの収穫作業体験を行いました
更新日:2024年3月5日
寄磯小学校から見えるこの時期の海は、一面銀色に輝きます。その海は、船から間近に見ると陽光を浴びて深い碧色をしており、宝石のように美しいのです。その海で、昨日4日の5校時に,漁協青年部の皆様の御力添えで、わかめの収穫作業体験学習を行いました。
昨年の11月に漁協青年部の皆様にお世話になり、わかめのたね付け作業体験を行いました。小指程だったわかめのたねは、どのようになったのでしょうか。子供たちもわかめの成長ぶりや久しぶりの乗船にわくわくでした。船上ではじめの会を行い、いざ、わかめのロープを沈めた場所へ向かいました。
船が思わず揺れた際は、6年生が3年生を支えたり、気遣いの声掛けをしたりと思いやりのある姿が見られました。そのような姿に心が温かくなります。いよいよ目標地点です。わかめのたねを付けたロープを巻き上げました。大きく成長したわかめが姿を現すと、子供たちからは感嘆の声があがりました。あんなに小さかったのに、自分の身長よりも大きく育っている点にとても驚いたと2人とも口にしていました。実感のある学びですね。
漁協青年部の方から鎌の扱い方の注意点を教えていただき、早速、収穫作業に入りました。作業の際は、子供たち一人一人に青年部の方がついて支えてくださったり、めかぶとそれ以外は分けて切ることなどを教えてくださったりしました。子供たちは、気を付けながら慎重にそして楽しく作業を進めました。また、子供たちは、青年部の大人の方達が自分たち子供が座り込んだりひざをついたりするような揺れでも、びくともしないで鎌を上手に使って作業をしている様子にも驚いていました。そして、すごいなあと感じていました。
陸に戻り、終わりの会をしました。それぞれに、感謝の気持ちを伝えました。漁協青年部の皆様方に置かれましては、御多用のところを時間をとっていただいて心より深く感謝申し上げます。お陰様で、子供たちは、初めての船上でのわかめの収穫作業体験を行うことができ、わかめの生態や作業の仕方、漁師の方のすごさを実感を持って学ぶことができました。大変ありがとうございました。