雪の降る中、牡鹿中学校の音楽担当の先生が来校してくださり、
卒業式で歌う曲「旅立ちの日に」の歌唱指導をいただきました。
今日は「声の出し方と音程のとり方」を中心に教えていただきました。
はじめに、発声練習をしました。「おなかの体操」の曲に合わせて、
歌いながらお腹をふくらませる練習(複式呼吸の練習)をしました。

お腹に手のひらをつけて、確かめながら練習しました。
次に、「ビリーブ」の曲を歌いながら練習しました。
「声が出てきたね!いいですね。」と励まされながら、子供たちもどんどん歌の練習に熱が入っていきました。
次は、のどの開き方について教えていただきました。
あくびの時ののどの状態を思い出しながら、お腹の動きとのどを意識して「つばさをください」を
歌いました。
「声のボリュームがいいね。二人でこれぐらいのボリュームが出ていればOKですね。」と
お褒めの言葉をいただきました。
次に、音程をしっかりとるために、鼻歌(ハミング)で歌う練習が始まりました。
「音程をとるのが難しい場合は、鼻歌で歌ってみるといいですね。」
とアドバイスをいただいたので、早速練習です。

鼻歌(ハミング)で歌ってみると、本当に音程がばっちりとれるようになってきました。
そのことにプラスして、音の高低に合わせて、手の高さを変えてみる練習もしました。

さらに、今度は姿勢です。
姿勢をよくして、あごを突き出さずに歌う練習をしました。
先生と一緒に壁に体をくっつけて練習してみました。

一つ一つしっかりと取り組む子供たちを先生が褒めてくださるので、
子供たちにも笑顔が見られるようになりました。
少し休憩をした後、これまでに教えていただいたことを思い出しながら
「旅立ちの日に」の歌唱練習です。
高い音程の時の声の出し方など、細やかなところまで御指導いただきました。
歌っている間に次の音程の準備をすることが分かり、高い音程から低い音程に
移るときの声の出し方も分かりました。

ピアノを演奏しながら、子供たちとともに一緒に歌ってくださり、さらに子供たちを褒めてくださる
先生の御指導に感謝の気持ちでいっぱいになりました。「褒めて伸ばす!」指導の大切を
子供たちが上達していく姿から学ばせていただきました。

次回の機会までに御指導いただいた内容を復習するなどして練習をし、
少しでも上達した姿でお迎えしたいと思います。ありがとうございました。