1月27日土曜日に、文部科学省初等中等教育局児童生徒課主催
「令和5年度全国いじめ問題子供サミット」に本校6年生児童が
宮城県の小学生を代表して出席してきました。
本校児童のほかにも、川崎町立富岡中学校の代表の方も出席しました。
また、全国各地から文部科学省に集い、いじめ問題の解決に向けた話し合いが
繰り広げられました。


開会の挨拶等終了後、午前中は「ポスターセッション」です。
「ポスターセッション」とは、発表者がテーマを1枚のポスターに
まとめて発表する手法のことです。
発表者と参加者の距離が近く、一つのアイデアや意見交換ができる
メリットがあります。また、参加者は、疑問点などがあれば、その都度
発表者に質問できるため、テーマによっては質疑応答が活発に繰り広げ
られる「ライブ感」のある発表方法です。
本校の6年児童は、同県や他の都道府県の友達の発表を聞いたり…

発表では、本校の学校紹介や学校や地域の特徴、地域の方にインタビューして
学んだこと等を交えたたりし、寄磯小学校の「いじめがない」風土のすばらしさ
を伝えてきました。
さらに、大切なことは、一人一人の心の温かさ、他人を思う気持ちであること、
これらは、学校や地域の大きさに関係せず、一人一人が心の温かさや他人を思う気持ち
を増すことで、すべての人に「居場所」がたくさん増え、温かい「居場所」の多い
日本になってほしい…ということも訴えてきました。
練習の成果を発揮し、自分の思いを発信することができたようです。

午後には、講演のほかに、グループ協議に参加しました。
いじめの事例について、グループのみんなで考えを出し、発表し合いました。

小学生一人だけのグループでしたが、物怖じすることなく、一番先に
自分の考えを伝えることができたようです。
持ち前の発表力を十分に発揮してきました。

最後に、グループでまとめた意見を協力し合いながら伝えてきたそうです。

今回の東京での貴重な経験は、6年生児童にとって、大きな財産になったと思っています。
「他の都道府県の友達と関われたことが本当に楽しかったし、出席して良かったです。」
「ちょっとした時間があったときに、田舎自慢の話になり、ダントツでした。児童二人の
学校に大変驚いてました。」と朝の報告会で伝えてくれたことから、十分に分かりました。


今回のサミットに出席できたのは、保護者の皆様、地域の皆様の御協力があったからです。
また、宮城県教育委員会や石巻市教育委員会のお力添えがあったからだとも思っています。
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
今回のすばらしい経験を未来につなげていくことを期待して…。