牡鹿中の先生による歌唱指導

　卒業式が近づいてきました。寄磯小学校でも昨日から体育館で式の練習を始めたところです。



　今日は，先月に続いて牡鹿中学校の音楽担当の先生にお越しいただき，寄磯小の子供たちに歌唱の指導をしていただきました。

　

　今回は体育館で行いました。最初は口慣らし，体慣らし。楽しい雰囲気を作っていただき，頭声的発声がスムーズにできるようになりました。
　5年生のお友達は「ピアノがあんなに上手に弾けるのってスゴイです。」と感激していました。同感です。

　

　楽譜を見せて「ブレス」の記号を示しながら，ここで息を吸うことの意味について説明します。実際に声を出させながら説明してくれるので，小学生でも自分の歌声が変わったことや楽に声が出せるようになったことを実感して理解できました。体験して感じる学びは小学生の発達段階にとって重要です。

　

　休憩をはさんで後半は，卒業式を想定して実際に歌う場所に立って歌いました。

　

　先生は，離れていてお互いの歌声が聞き取れない不安に気付き，いろいろと子供たちにアドバイスして下さいました。

　

　笑顔で歌っている様子から，子供たちが安心して歌声を響かせることができたことが伝わりました。

　

　たくさん褒めていただき子供たちも自信をつけたようです。専門的立場からの指導を体験したことで，子供たちは音楽の楽しさを味わい，卒業生は中学校での音楽の授業が楽しみな気持ちを抱き，我々教職員は歌唱指導のポイントや言葉かけの仕方など多くのことを学ぶことができました。
　お忙しい中，楽しい指導をしていただき，ありがとうございました。よい卒業式にします。