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海ごみ環境学習

更新日:2023年1月19日


 1月18日に県海ごみ環境学習教室を行いました。

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 気仙沼で海に関する自然体験活動を推進している「浜わらす」(浜の子ども)という団体から講師の方をお招きしました。学校に来る前に寄磯漁港を訪れ,海と景色の美しさに感激されていました。海で育ち,心から海が好きな方なのだと思いました。

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 今回は,海ごみについてのお話をしていただきました。頂いた資料を示しながら,漂流ごみ,漂着ごみ,海底ごみについて分かりやすく教えていただきました。

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 波に打たれるうちに細かくなった,まるでビーズのようなプラスチックごみ等のサンプルを見せていただきました。中には畑の肥料がゆっくり浸透するようにと開発された肥料の殻もありました。畑から川へ,川から海へ,一見砂のようですが決して分解されない海ごみなのです。クラゲと間違えて漂うビニール袋を食べるウミガメも多くいるそうです。

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 途中,お話を聞いて感じたことを話し合う時間もありました。4人で寄磯・前網の浜を守るためにどんなことができるか意見を出し合いました。考えたことをどんどん出して話し合う姿に,講師の先生は大変感心されていました。一人一人学んだこと,感じたことを発表する時間もありました。

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 海ごみのサンプルを直に手に取って見させていただきました。傘の柄,釣り道具,洗濯ばさみ,ありとあらゆるものがあり,子供たちは声を上げて驚いていました。
 今回の学習は普段海のすぐ近くで生活している本校の子供たちにとって大変意義のあるものとなりました。また来年も教えていただきたいと思いました。ありがとうございました。