
遅ればせながら冬休みに読んだ本の紹介をしてもらいました。出張の仕事が続き,なかなか子供たちと会う時間が取れなかったのです。長期休業明けにすっかりお馴染みとなった子供たちの読書報告です。
一人ずつインタビュー形式で紹介してもらいました。こちらから聞いたのは,1なぜその本を選んだのですか。2読んでどんな感想を持ちましたか。3これからどんな本を読んでみたいですか。です。

5年生のお友達が選んだのは「ぼくと目の見えない内田さんがであったはなし」。ストーリー仕立てになった福祉について考える本です。社会生活について考えるような本と出会いたいそうです。読んだ本から考えを広げる,素敵なことですね。

2年生のお友達は「せかいいちおいしいスープ」。先生に進められて選んだそうです。お家の方とも本についてお話をしたと言っていました。ずいぶん文章の多い本を読むようになりましたね。

6年生のお友達は「生還せよ,自然災害の脅威 3分間サバイバル」です。シリーズもので図書室にある他の本も読んでいたそうです。新しい本が入ったので読んだと言っていました。スリルのある本,現実味のある本はいつの時代も男の子ににんきがありますね。

こちらの6年生のお友達は「いじめのきもち」。これは実はいじめについて書かれた詩集になっていて,様々な年齢の子供たちがいじめに関して書いた詩が納められています。当事者の気持ちを知りたくて選んだと教えてくれました。いい本を選びましたね。
寄磯小学校では読書活動を大切に考えています。眺めのよい,きれいな図書室で,たくさん本と出会ってほしいと思います。
ちなみに私は「日本史を暴く」という本です。古文書等の資料をもとに歴史の隠された真実を明らかにしていく本で,とても面白く読めました。