今週で2学期が終了します。最後の1週間も子供たちは充実した学びをしています。
【年賀状作り】

朝の時間に福祉協議会と連携して,地域の一人住まいの方に年賀状を書きました。
伝統や風習に触れる機会として,子供たちにとっても意義のある学習活動だと思います。

昨年も行いましたが,受け取っていただいた方々からは大変好評だったそうで,今年も取り組むことにしました。
子供たちからも地域で「ありがとう」と声をかけられたというエピソードが聞かれました。地域の一員として心を込めて書きました。

また,2021年に学習でお世話になった方に向けても年賀状を書くことにしました。
みな習った漢字を使い,丁寧な文字で書いていました。こういう姿勢が寄磯小の子供たちの財産です。
【道徳の研究授業】

5・6年生の研究授業がありました。教科は道徳です。教科書にある「夢」という教材文を使って,努力の尊さについて考える内容でした。

自分の立場で考え,プリントに書いたり,掲示用のホワイトボードに書き込んだりしながら,意見を交換する姿が見られました。

少人数であることを生かし,一人ひとりが考えを述べ,それについて考えを交換し合うことができました。

夢や目標に向かって努力することが何故大切なのか,考え合うことができました。一年の終わり,そして新しい年を迎え気持ちを切り替えるのこの時期に相応しい内容だったと思います。
「夢が叶わなくても他にもたくさん学ぶことができる,努力してよかったと思える。」
「努力をすると,新しい視点から自分を知ることができる」
「夢に向かうための大切な一歩,達成できなくても努力したことは必ず役に立つ」
子供たちの意見です。
【かけ算のオンライン交流学習】

2年生の大切な学習に算数のかけ算があります。かけ算九九の学習がひと通り終わったので,大原小,鮎川小のお友達とオンラインでまとめの授業を行いました。

ランダムかけ算,鹿食い(虫食い)かけ算などを時間を決めて(3分)行い,主に速さと正確さを確かめ合いました。丸付けは担任の先生がその場で行いました。
その後,考え方を説明するアレイ図問題,文章題作りにも取り組みました。みんなが作った文章問題は1枚のプリントにして今後の学習で使うそうです。
教室にはかけ算検定の合格証が掲示されていました。がんばりましたね。

寄磯小は2年生のお友達が一人だけなので,学習の成果がどれくらいなのか,自分の学習状況を確認する上でも大変有効な授業でした。
3小学校の教室をiPadでつなぎ,お互いの顔を見ながら学習のまとめができました。先日も5年生のお友達が大原小とオンラインで国語の発表会を行いました。こうした学習が担任の先生の発案からどんどん実施されるのも小さな学校のメリットです。