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浦和学院高等学校の皆さん,楽しい時間をありがとう

更新日:2022年12月16日


 浦和学院高等学校の皆さんが牡鹿半島の子供たちと交流する会を3年ぶりに行うことができました。
 浦和学院の17名の皆さんが昨日15日から明日17日まで3日間の日程で東松島・石巻の研修を行っています。今日は午前中,寄磯小と大原小の子供たちとの交流会,午後は鮎川小との交流会を行いました。

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 会場は大原小学校の体育館です。高校生の皆さんも子供たちも6つのチームに分かれ,『「翔んで埼玉」から「牡鹿」へGO‼』という双六形式のゲームを行いました。クイズに答えながら,浦和学院がある大宮駅から仙台駅,石巻駅,牡鹿半島へと進みます。

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 最初は緊張していた子供たちも高校生の先輩たちと話すうちに打ち解けていきました。

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 埼玉県から宮城県までに関係するクイズは全て高校生が考えました。

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 生徒数2500人,教職員200人を超える浦和学院ですので今日の高校生んの皆さんも普段いつも一緒に過ごしているわけではありません。
 そんな中で機会を見つけて集まり今日の準備をするのは大変だったことと思います。責任者の方は,「進行までは手が回らず自分がやらせていただきます。」とおっしゃり,子供たちが楽しく過ごせるよう一生懸命に取り組んでくださりました。

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 高校生の皆さん,昨日は東松島市震災復興伝承館,石巻市震災遺構門脇小学校,同じく震災遺構大川小学校を周り,東日本大震災について研修を深めたそうです。明日は産業の復興について学ぶ予定になっています。

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 日頃,大勢で過ごす経験のない子供たちは,高校生の皆さんと大原小のお友達と一緒に過ごす時間がとても楽しかったようです。

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 最後に同じチームの先輩方を通してお菓子や文房具,浦和学院のマスコットキャラクターの人形などクリスマスプレゼントをたくさんいただきました。

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 高校生の皆さんとお別れする時,バスの中から手を振り,名前を呼んで「がんばって」と声をかけてもらったことを子供たちはとても喜んでいました。「名前を覚えてくれたんだぁ!」嬉しそうに語る子供たちの表情が心に残りました。

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 浦和学院の方々は「貴重な授業時間を私たちのためにいただいて」とおっしゃっていましたが,高校生の皆さんと一緒に活動すること自体が貴重な授業,学びの機会です。経験を通して様々なことを子供たちは感じ,考えます。私たちこそ,いつも気にかけ,支援して下さり,こうした学びの機会を与えていただいたことに心より感謝いたします。ありがとうございました。