30倍の世界をのぞいてみよう

　11月14日に石巻市サイエンスラボを開催しました。サイエンスラボとは,子供たちに科学（理科）の楽しさを教えるために,学校の希望に応じて各学校に専門の先生が訪れ,科学教室を開くことです。本校では2年続けての開催となります。



　今回は「30倍の世界をのぞいてみよう」というテーマで,マイクロスコープという小型顕微鏡を使って身の回りの様々なものを拡大して見てみるという内容でした。先生曰く,「30倍と言うと大したことないと思うかもしれないけれど,さあどうでしょう。」

　

　確かに驚きの連続で,子供たちは「わぁ」「すごい」と声をあげながら,夢中になって顕微鏡をのぞきました。

　

　印刷物は,実は三原色とよばれる三色で描かれていました。刺さると痛い針の先も,30倍に拡大すると実は尖っていませんでした。髪の毛は散発するので先端は細くなっていませんでした。伸びるのは根本だからです。他にも砂糖,塩,火山灰,調味料など身の回りの様々なものを観察しました。

　

　サイエンスラボのお二人の先生からは,子供たちの反応の良さ,お礼の言葉において当日感じたことを取り入れて話す賢さ等について,褒めていただきました。本校が大切に考えている,体験を通して学ぶ姿が確認できたサイエンスラボになりました。科学の楽しさを教えていただき,ありがとうございました。