2時間目に5・6年生の教室で,道徳の研究授業がありました。

「誠実さとは何か」が主題でした。売れない手品師が,自分の手品を喜んでくれたかわいそうな男の子の為に手品をするか,大劇場への出演のチャンスを選ぶか,というお話をもとに考えます。

自分だったらどちらを選択するか,iPadの「心の数直線」を使いながら自分の気持ちと向き合い,考えを書き出します。

二つに分かれました。自分と意見の異なるお友達について「でも,○○の気持ちも分かるよ。」という言葉が聞かれ,この何気ない発言を聞くことができただけでもうれしくなりました。

立場を選んだ理由を発表しますが,うなずいたり,「そっかぁ。」と反応したりして,自分事として一生懸命考えていることが伝わりました。

教材文の結末は実は知らせていませんでした。みんなで結末を確認し,手品師が男の子との約束を優先したのは何故か考えました。

誠実な生き方とは何か,最後に子供たちが今日の授業を振り返り,考えをまとめます。

お互いの意見を尊重しながら,自分の立場をしっかり発表することができました。5・6年生,頑張りました!

放課後には,授業検討会を行い,教職員で指導の振返りを行いました。先生たちも学習の秋です。