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書写タイムがありました

更新日:2022年9月29日

今朝は、ヘチマの花の黄金色が、金華山上空の青空に映える晴天となりました。
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そのような気持ちのよい朝の業前に、書写タイムを行いました。今日の手本は、喜撰法師の歌をひらがなで、「わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ よをうぢやまと ひとはいふなり」と表したものになります。子供たちは、読みながら「いほ」はおうちのことかな、「しか」は鹿でしょ、などの反応がありました。その後、担当の教員が昔の言葉や掛詞、どのような内容なのかについて簡単に説明しました。「たつみ」が方角を表すことに驚く子供たちの様子もありました。
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今日のめあては「一画一画のつながりをよく見て、丁寧に書きましょう」でした。そこで、まずは、子供たちが「つながりと字形」を意識するために手本を指でなぞることから始めました。
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いよいよ清書です。用紙は1枚で、消しゴムは書き終えるまでは使いません。1回きりです。子供たちは集中を高めて取り組みます。鉛筆の滑る音や小鳥のさえずりしか聞こえなくなります。書き終えた子供たちから長い息が漏れる様子に、精一杯取り組んだことが伝わってきます。今日もしっかりと書き上げることができました。
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