石巻市総合防災訓練
11月9日(日曜日)は石巻市総合防災訓練のため、市内の小中学生は登校日でした。

本校では、寄磯地区の牡鹿中生と一緒に小中合同防災学習として、防災クッキング教室を行いました。

温かくておいしい食事作りをコンセプトに、災害時でも手に入りやすいお菓子にひと手間加えて調理を行いました。「じゃがりこ」を使ったポテトサラダを挟んだホットサンドと「ポテトチップス」を使ったオムレツを作りました。

お湯を注いで待つこと10分。カリカリのじゃがりこがポテトサラダに変身!

中学生が小学生を見事にリードしてくれました。

牛乳パックを薪代わりにして、ホットサンドを焼き上げました。

普段使っているものを災害時にも役立たせることを「フェーズフリー」と言うそうです。普段おやつとして食べているお菓子が、災害時には貴重な食事になることを知りました。
今回の訓練を通し、子供たちは非常時には協力し合い、助け合って活動することが大切であることを感じたようです。
東日本大震災の時には、「避難所で中学生や小学生の力が大変役に立った。ありがたかった。」というお話を聞いたことがあります。非常時を含め、地域の人たちのために役立てる寄磯の子供たちであってほしいと願っております。