白髭神社

白髭神社（しらひげじんじゃ）

　高須賀川前、旧高須賀分校正面にあります。脇谷の塞神社、中津山館下の白髭神社とともに、村境にある塞神です。道祖神ともいい、村境や坂の入り口の路傍に祀られ、外から魔物や疫病などが入ってくるのを防いでくれると信じられてきました。
　祭神は猿田彦命で、神話で天孫が高天原から降臨された時、アメノヤチマタというところに天狗のような鼻の高い赤い顔の偉丈夫が立ちふさがりましたが、天孫に従って来たアメノウズメノミコトに名を聞かれると、「天孫を案内するために迎えに来た猿田彦命である」と答え、天孫一行を無事に日向国に案内したというところから、道路や旅の安全の守護の神としても信仰されてきました。