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震災に備えて大事なこと(避難訓練時の話より)

更新日:2017年9月5日

5時間目に大地震想定で避難訓練と引き渡し訓練がありました。今回の訓練では、「聞くこと」「自分自身でよく考えること、そして自分自身で決め、行動に移すこと」の大事さについて次のようなお話をしました。今日は。あの東日本大震災のような大きな地震が発生したと想定しての避難訓練です。皆さん、どうでしたか。校長先生は、あの東日本大震災の時に強く2つの事が大事だと感じました。1つ目は、「聞くこと」です。もう一つは「自分自身でよく考えること、そして自分自身で決め、行動に移すこと」の大事さです。自分がいくらキをつけていても、災害が迫ってくることもあります。その時です。学校では先生や放送、そして友達の話をしっかり聞き、「今どんな様子なのか。」「これからどうしたらよいか。」など、情報を得ることが大事です。そして、その情報から、「これからどうすればよいか」「これからどのような状態になるか。」など、自分で予想できることが大事です。「その時になれば何とかなるさ。」そんなことはありません。日常生活の過ごし方に大きくかかわってきまする日常生活でも、遊び方や友達との接し方で「大丈夫けがはしないだろうか。」「大丈夫、相手は嫌な思いをしていないだろうか。」など、相手の思いを含めて、自分で予想できることはしっかりと予想し、予想できないことが起きた時は、できる限り冷静になって、その場を乗り切るという経験の積み重ねが大事になります。万が一の事態に備える心の準備をしておく必要があるということです。さて、今日は、大きな地震の時の訓練ということで、これから引き渡し訓練もあります。迎えに来てくれた方と言えに帰る途中も、今日は大事な訓練です。実際には、途中で、また強い余震があることもあります。建物や木々が倒れてくる時もあります。何が起きるかわかりません。そんな時が大事です。一人ひとりの訓練になります。これまでの訓練などを活かして、できるだけ冷静に、どうしたらよいか、迎えに来てくれた人と一緒に考え、できるだけ早く、的確な行動に移らなければなりません。さあ、家に着くまでの今日の大事な訓練。最後まで一人ひとりがしっかりと行い、いざの時に自分の命は自分で守れるような力を高めていきましょう。

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