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学校経営

更新日:2017年4月22日

1 地域の特色

  1. 本校の学区は、石巻市の北西部に位置しており北は前谷地、東は広渕、南は東松島市の矢本、西は美里町と接している。
    8地区に分かれ、約650戸が集落を形成する丘陵地の農村地帯である。
    第2種兼業農家で、3世代・4世代同居の家庭が多い。母親の8割以上が勤めに出ているが、児童は祖父母の温かい愛情の中で育っている。
  2. 県立公園「旭山」を中心とする山地があり、四季折々の景観がすばらしく観光地として知られている。
    訪れる人も多く、自然環境に恵まれている。
  3. 開発の歴史は古く、政治・経済・文化の各方面に優れた人材を輩出している。
    また、豊かな人情味は、伝統を重んずる美風とともに人々の結びつきを強くしている。
  4. 当地区は古くから「郷土教育の発祥の地」として知られている。
    地域住民や保護者の愛校心は強く協力的であり、児童によい影響を与え望ましい校風を創り上げている。
  5. 学校の周辺には、農村交流センター、保育所、特別養護老人ホーム「一心苑」があり、恵まれた教育環境であるが公共機関や病院等を利用するには、他の地区へ行かなければならない。

2 児童の実態

  1. 明るく素直であり、何事にも誠実に取り組む児童が多い。
  2. たてわり活動が定着しており、休み時間には学年を問わず一緒に遊ぶ姿が見られる。
    行事等にも協力して取り組み、深刻ないじめなどの問題は生じていない。
    震災により転入してきた児童との人間関係も良好で、互いに仲良く活動している。
  3. 友達同士や来校者へ、自ら進んであいさつできる児童も多い。
  4. 学習面では、授業に意欲的に取り組み、家庭学習の習慣化も図られている児童が多い。
    しかし、学習内容の理解力や定着には個人差が大きく、基礎的・基本的な内容の確実な定着に向けて、個別の対応の必要な児童もいる。