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この2学期は,大きな事故もなく,子供たちは楽しく充実した学校生活を送ることができました。10月には,久しぶりに学芸会を体育館で行なうことができ,子供たちの熱演を多くの皆様にゆったりと見ていただくことができました。また,11月に行なわれた「大谷地フェスティバル」では,保護者の皆様のご協力により,子供たちも大いに楽しむことができました。心から感謝申し上げます。
本日,2学期の終業式を行ないました。凜とした姿勢で式に臨む姿から,子供たちの成長を感じました。また,代表児童の発表も堂々として立派でした。学芸会や持久走大会など多くの行事がありましたが,子供たち一人一人がめあてを持ち,それに向かって粘り強く努力したことをうれしく思います。
今年は,何と言っても東北楽天ゴールデンイーグルスの初優勝が心に強く残りました。「最後まであきらめない」という選手の熱いメッセージが伝わり,これからも前を向いて元気に生きていこうという気持ちを強くしました。
2020年の東京オリンピック開催決定も印象に残りました。今から7年後の東京オリンピックの時,今の大谷地小学校の子供たちは14歳から19歳になります。中学生から高校生,大学生の年齢です。自分が望む何らかの形で,東京オリンピックに関わる人がいればいいなと思います。
子供たちが楽しみにしている冬休みが始まります。年末年始の様々な行事の体験を通して,地域社会の一員としての自覚や家族との触れ合いを深めていただきたいと思います。そして,来年も明るく幸せな年になりますことを心からお祈りします。1月8日には,元気いっぱいの子供たちと会えることを楽しみにしています。
冬の浅間は胸を張れよと父のごと(加藤楸邨)
子どもたちの基本的な生活習慣の確立に向け,優れた取組を行っているということで宮城県より「みやぎっ子ルルブル推進優良活動団体」として大谷地小学校が表彰されました。宮城県では「寝ル,食べル,遊ブで伸びル子どもを育てよう!」という推進を行っています。
『地域の自然に触れ,親しみながら田植え,稲刈りの経験を通して,勤労生産と収穫の喜びを味わうとともに,児童と地域の方々との交流を図っている。また,自分たちで育てた米でおにぎり作りを親子で行うことで,食の大切さについての意識も高まっている。』等,これからも『早寝・早起き・朝ご飯』をはじめ,子どもたちの基本的な生活習慣の確立のため,学校と家庭の連携を大切に子どもたちを育てていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
被災地の復興を願い2012年より開始されているセブンーイレブン記念財団による植花活動の支援として,パンジーの苗と球根をいただきました。11月20日(水曜日)には,セブンーイレブンージャパンの内田さんが来校し,2年生といっしょにチューリップの球根を植えていただきました。来年の春に,かわいい花がたくさん咲くことを願います。
人権擁護委員の方をお招きし,11月25日(月曜日)に2年生と6年生が,11月28日(木曜日)に4年生が人権教室を行いました。
一人一人を大切にした温かい人間関係を育成できるよう学年の発達段階に応じたお話をしていただきました。『友達と仲良くする子(低学年)』『誰に対しても親切にできる子(中学年)』『思いやりをもって誰とでも接する子(高学年)』を目指す児童像として,温かい思いやりの心を育てていきたいと思います。
11月19日(火曜日)に子どもたちが田植え・稲刈りをしたお米で親子おにぎり作りを行いました。あったかいご飯のにおいとあったかい親子のふれあいで教室はいっぱいになりました。
今回もたくさんのご感想をお寄せいただきました。ご協力ありがとうございました。今後の教育活動に大いに生かしていきたいと思います。
【感想カードより】
○子どもたちが自分たちでお米を育て,自信をもって親にすすめるご飯はとてもおいしかったで す。これからも時々いっしょに作りたいと思います。
○みんなでとても楽しくおにぎり作りができました。いつもよりいっぱいご飯を食べる子どもの 姿を見ることができてうれしく思いました。
○学年委員の方々の段取りがよく,おいしく楽しい時間を過ごすことができました。子どもたち が育てたお米だと思うとおいしさも格別ですね。
来年が皆様にとってより良き年になりますようお祈り申し上げます。
平成26年1月8日(水曜日)第3学期始業式には,167名の元気いっぱいの大谷地っ子に会えることを楽しみにしています。