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略暦

一般の暦は、日を追って編さんされています。これに対して、1年の主要な節目をまとめて日付を列記してあるものが「略暦」の特徴です。

商店では、この略暦に屋号を印刷するなどして得意先に配りました。江戸時代末期には、色刷りにした絵柄入りのものが登場します。
写真の略暦は、明治5年(1872年)のもので、外輪船の上に七福神が乗っており、初日の出に鶴・亀をあしらった、おめでたいものばかりの図柄になっています。
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