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龍泉院(寺)

更新日:2017年3月16日

曹洞宗
石巻・牡鹿三十三札所霊場 第31番札所
京都の徳の高いお坊さんの息子の乾済という和尚さんが修行のため各地を旅していて,大変景色の美しい今の場所にお寺を建てました。寺の境内にある小池に龍が住んでいたとの伝説から,最初は「竜源寺」と称していましたが,その後龍泉院(寺)となりました。今でも龍石は保存されています。また,境内には, 石巻市の指定文化財・天然記念物に指定されている銀杏の大木があります。

 ・水沼の蛇物語=昔,お寺の北側に大きな蛇がすんでいました。お寺に縫い物の稽古に通ってきているかわいい女の子に恋をしました。蛇はある日,美しい青年に変身して山門に立っていて二人は恋に落ちました。しかし,その後生まれた子どもが人間の子ではなく,蛇の子だったため,女の子は,青年が蛇だと気づき狂って死んでしまったとのことです。ただ,このお話は,新聞記者の方が小説にして発表したもので,生まれたのも人間の子で相手の青年も村の青年だったとのことです。

・金華山弁財天像=龍泉院山門前にある池の中央には,牡鹿半島の先にある金華山に通じる金華山弁財天像があります。びわという楽器を弾いている姿は大変古いもので,昔の人の豊かになりたいという気持ちを表しています。

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お寺の由来になった池
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山門
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本堂
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山門脇の大銀杏
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金華山弁財天