ロタウイルス感染症予防接種の定期接種について
更新日:2023年5月17日
令和2年10月1日から、ロタウイルス感染症予防接種が予防接種法に基づく定期接種になります。
対象者は、令和2年8月1日以降に生まれたお子さんで、10月1日以降に接種するワクチンが対象となります。ロタウイルス感染症とは
ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0から6歳ころ)にかかりやすい病気です。主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。ふつう、5歳までにはほぼすべての子どもがロタウイルスに感染すると
いわれています。脱水症状がひどくなると入院治療が必要になることがあります。
定期接種対象者と接種期間・接種回数
対象者
令和2年8月1日以降に生まれたお子さん定期予防接種開始前の9月30日までに接種した場合は、任意接種となり費用は自己負担となります。
費用
無料(上記対象者が定められた期間・間隔・回数等で接種した場合は全額公費負担。)接種期間・接種回数
ロタリックス(1価ワクチン) | ロタテック(5価ワクチン) | |
接種回数 | 2回(経口接種) | 3回(経口接種) |
接種対象月齢 | 出生6週0日後から24週0日まで | 出生6週0日後から32週0日まで |
接種間隔 | 2回目:1回目から4週間以上 | 2回目:1回目から4週間以上 3回目:2回目から4週間以上 |
注2 出生〇週〇日後の数え方は、出生日の翌日を出生1日後として算出します。
例)出生6週0日後:生まれてから6回目の生まれた日と同じ曜日
出生14週6日後:生まれてから15回目の生まれた日と同じ曜日の1日前
接種場所
「予防接種指定医療機関」(PDF:283KB)に事前予約し、送付された予診票と母子健康手帳、健康保険証を持参のうえ接種してください。対象者には、出生の翌月下旬に、個別に通知します。
副反応について
主な副反応は、下痢、嘔吐(おうと)、胃腸炎、発熱などです。腸重積症について
ロタウイルスワクチンの副反応として、腸重積症があります。腸重積症とは、腸の一部が隣接する腸管に入り込み、腸が閉塞して起こる病気です。発症後、早く治療すればほとんどの場合手術をせずに
すみます。
また、ワクチンの接種に関わらず、もともと生後3か月頃から月齢が上がるにつれてかかりやすい病気なので、腸重積症の起こりにくい早目の
時期にワクチンを接種することが大切です。
初回接種は、生後2か月から出生14週6日までに接種しましょう。15週以降の初回接種は推奨されていません。
関連ファイル
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関連リンク
- (厚生労働省ホームページ)ロタウイルス(外部サイトにリンクします)
- (厚生労働省ホームページ)ロタウイルスワクチンに関するQ&A(外部サイトにリンクします)
このページへの問い合わせ
部署名:保健福祉部 健康推進課
電話番号:0225-95-1111
予防接種・健診担当
地域医療・総務担当
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精神保健担当
成人保健担当
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