コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ

トップページ > 市政情報 > 離島振興 > 田代島 > 田代島の紹介

田代島の紹介

更新日:2023年10月23日


旧北上川河口から東南約17キロメートルに位置する田代島は、コバルトブルーの海に囲まれ、風光明媚な自然を満喫できる島です。
マンガを活用した島おこしとして、キャンプなどが楽しめる「マンガアイランド」が整備されています。
また、島では大漁の守り神として猫をとても大切にしており、猫を祀った「猫神様(猫神社)」が島の中央にあります。



田代島の概要

  • 人口(国勢調査人口田代島全景
  •  令和2年10月1日時点   43人
    • 人口(住民基本台帳人口
    •  令和4年3月末日時点    54人
      • 面積  2.92 平方キロメートル(国土交通省国土地理院「市区町村別面積調」(令和3年10月1日現在))
      • 周囲  11.5 キロメートル(国土交通省河川局「海岸統計調査平成27年度版」)
      • 標高  96 メートル(正島山)
      • 地理
        • 宮城県東部の牡鹿半島の西部に位置し、石巻市中心部から約17キロメートルの距離にある田代島は、コバルトブルーの海に囲まれ、風光明媚な自然を満喫できる島である。
        • 昭和54年に南三陸金華山国定公園に指定され、今日に到るまで大きな開発も行われず、ありのままの雄大な自然がそのまま残っている。(南三陸金華山国定公園は平成27年3月に、三陸復興国立公園に編入されました。)
        • 温暖で、寒暖の差が少なく、厳冬の期間でも、月平均気温が0度以下になることがないなど、一年を通じて過ごしやすい気候である。
        • 温帯常緑広葉樹のタブの大木が自然繁茂している。
        • 南部の仁斗田地区と、北部の大泊地区の2つの集落がある。
      • 歴史
        • 世界有数の好漁場を控え、沿岸・沖合漁業の島として発展した。
        • とくに大謀網は独特の漁法として永い伝統を持ち、現在も周辺海域で営まれている。
        • 島内には、県指定史跡に指定された貝塚があり、縄文前期の土器や石器、骨角器等が出土している。
      • 主産業  水産業(大型定置網、刺し網等沿岸漁業、浅海養殖業)
      • 医療   市営の診療所である「田代診療所」が週2日間(火曜午後、水曜午前)の診療
      • 島内交通機関  市営の宿泊施設であるマンガアイランドにてマウンテンバイクや電動自転車のレンタサイクルを実施

       

      東日本大震災の被害状況と復旧状況 

        • 平成23年3月11日に発生した東日本大震災では震度6弱を観測し、大津波により大きな被害を受けた。沿岸部で全壊・半壊が数件、基幹産業である水産業の関連施設も壊滅的な被害を受けた。震災をきっかけに島を離れた島民も数多くいる。
        • 離島航路については、平成23年3月24日に1日1便(1往復)での限定的な運航を再開。平成24年1月20日に通常ダイヤへ完全復旧。
        • 平成23年7月に電気・水道が完全復旧。

       

      アクセス

       田代島までのアクセスは、離島航路を運航する「網地島ライン」のホームページをご覧ください。
       また、バスの時刻表については下記リンクをご覧ください。 

      【仙台から石巻まで】
       <JRをご利用の場合>
          JR仙台駅からJR石巻駅まで(快速で約60分または各駅停車で約85分)

       <お車でお越しの場合>
          仙台東インターチェンジから石巻河南インターチェンジまで(約40分)
          石巻河南インターチェンジから石巻駅まで(約20分)

       <高速バスでお越しの場合>
          JR仙台駅前(エデン前)21番のりばから石巻駅前まで(約80分)

      【JR石巻駅から船着場まで】 
       <JR石巻駅から石巻中央発着所まで>
          ミヤコーバス 蛇田線「石巻駅前(バス停)」から「いしのまき元気いちば(バス停)」まで(約7分)
          「いしのまき元気いちば(バス停)」から石巻中央発着所まで(徒歩約5分)

       <JR石巻駅から石巻門脇発着所まで>
          ミヤコーバス 山下門脇線「石巻駅前(バス停)」から「門脇二丁目(バス停)」まで(約14分)
          「門脇二丁目(バス停)」 から「石巻門脇発着所」まで(徒歩約5分)
          
          (注意)令和3年10月末現在の情報ですので、詳細については、各交通機関へお問合せください。

      【船着場から田代島まで】
          石巻中央発着所から田代島(大泊港または仁斗田港)まで(約40分)
          石巻門脇発着所から田代島(大泊港または仁斗田港)まで(約30分)
         
       船の時刻・料金については、下記より直接お問い合わせ下さい。

      網地島ライン株式会社
       電話番号:0225-93-6125

        網地島ラインホームページはこちらから

       網地島ライン

      田代島の散策マップ

       島の郵便局長手作りの田代島の散策マップ。
       田代島の名所の場所がひと目で分かります。  (マップをクリックしてください)
       
      田代島の散策マップ
        
        

      三石観音(三石崎)

       荒波をくだく3つの巨岩から「三石」の名がついたと言われています。ここに金の11面観音が流れ着いて、漁師たちが安置して厚く信仰したとされています。

      三石崎 三石広場 三石観音堂 三石観音

      (左より三石崎、三石広場、三石観音堂、三石観音)

       

      猫神様

       (島に伝わる伝説をご紹介します・・・。)

       田代島では昔、マユの生産が行われていて、ネズミからマユを守るために、ネコが飼われ大事にされていました。
       また、田代島では昔から大網(大謀網)が盛んで、最盛期には7ヶ統もの大謀網があり、そのために総元締めが存在しました。
       大網に従事する漁師は気仙沼方面からと島の人たちであり、番屋という小屋を島の場所場所に構え寝起きしていました。番屋付近には食料となるものも豊富で食べ残しなども多く、自然に猫が集まってきたそうです。
       漁師たちは、猫の動作などにより、天候や漁模様などを予測していたようです。網の設置には錨の代わりに現在は袋に砂や小石を詰め込んだ土俵を使用していますが、昔は岩を崩してその岩を結んで使っていました。
       人が移動するところには、猫たちもウロウロと移動してきていたため、ある日岩を崩していたら、その1つが猫に当たり死んでしまったそうです。
       総元締めは、常に大事にしている猫だから可愛そうなことをしたと心を痛め、その死んだ猫をねんごろに葬ったとそうです。それが現在の猫神様ということです。

      猫神様 島の猫1 島の猫2 島の猫3
        

       

      マンガアイランド

       マンガ家のちばてつや先生と里中満智子先生がデザインした「マンガロッジ(定員4から5名)」や、野外活動宿泊施設などがあり、田代島の自然を思いっきり満喫できます。
       予約方法や営業日は、関連リンク「マンガアイランド」をご覧ください。

      マンガアイランド
       

      宿泊

       海の見える民宿や、豪華なお魚料理に出会える民宿など、都会のホテルや旅館とはひと味違った、のんびりとした島滞在を満喫してみませんか。
       民宿の一覧・予約受付は、下記関連リンク 「石巻観光協会」をご覧ください。(一部観光協会に加盟していない宿もございます。) 

      関連リンク

      このページへの問い合わせ

      部署名:復興企画部 地域振興課
      電話番号:0225-95-1111

      男女共同参画・NPO担当
      国際・国内交流
      特定防衛・電源交付金・過疎担当
      公共交通・離島振興担当