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牡鹿地区3校5・6年生合同「産業学習」

更新日:2023年10月26日
本日、牡鹿地区3校5・6年生合同「産業学習」を晴天の中、実施しました。
産業学習とは、牡鹿地区の産業に関わる歴史や文化、仕事の内容などについて、実際の見学や体験活動を通して学習するものです。
また、牡鹿地区各小学校の交流を深めながら、合同学習を行うものです。
今回の産業学習は、隣接する大原小学校区内にあります「木組屋」主宰(木組大工)の小形さんや宮城県東部地方振興事務所林業振興部の水田さん、本田さんの御協力、御指導により実施できました。
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はじめに、「小屋組み」の見学をしました。この小屋はどのようにして作られているのかについて、説明してくださいました。
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また、気付いたことや感じたこと、聞いてみたいことなどを子供たちからたくさん出し、丁寧に教えてくださいました。(上記写真は、丁寧に説明する小形さんの写真です)
次に、水田さんや本田さんに枝を伐採しても、木が生き続けている時は、枝がそこから生えてくること、木の生命力のすごさについてお話をいただきました。
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場所を移動し、けやきの年輪を数えることに子供たちみんなでチャレンジしたり、森林と暮らしについて学んだりしました。
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途中で、産業学習を参観していた校長先生方に小形さんからクイズが出されました。
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「『腹』を横に彫り、笑顔の子供が描かれている、この意味は何でしょうか。」と問われました。校長先生方は答えを見い出せませんでした。
小形さんから、校長先生方全員、熱い指導を頂戴しました。
これは、「腹を立てないで、子供たちに笑顔で指導してほしいという願いを込めて作成した」とのことでした。
説明していただいた場所の前で集合写真を撮影しました。
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次は、体験活動を行いました。
けやきの板に子供たち全員と担任が未来に対する思いを書き表しました。その作品は木組屋さんに展示される予定です。
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次に、釘打ち体験を行いました。木によって硬さの違いがあり、それは針葉樹と広葉樹によって違うことを学びました。
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いよいよ、体験活動のメイン学習、「本棚作り」です。
木組屋の小形さんが子供たちに準備してくださったものは、一切金属の釘や接着剤を使わずに組立てられる本棚でした。
担任の先生と一緒になって作りました。
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完成して思わずにっこりです。
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最後に、小形さんから子供たちに心のこもった言葉と各学校にプレゼントを頂戴しました。
それは「好きなことややりたいことを早く見つけて、真剣に挑戦してほしい。勉強も大事だけど、無理しない程度に頑張ってください。」でした。
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プレゼントしていただいたものは…。小形さんの言葉と同じくらいに重いものでした。
明日以降に開封し、子供たちを驚かせたいと思っています。
頂戴しましたプレゼントを御覧になりたい方は、是非本校へお寄りください。
御来校をお待ちしております。