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3歳児健康診査で屈折検査を実施します

更新日:2022年11月24日

令和4年12月からの3歳児健康診査において、子どもの視覚検査が簡単に行うことができる屈折検査を導入し、眼の屈折や眼位等の検査を実施します。
子どもの視力が発達する時期は3歳から5歳がピークで、6歳頃には成人とほぼ同等になると言われています。この時期に屈折異常や斜視などの問題があり治療が遅れると、視力が正常に発達せず弱視となってしまうことがあります。
子どもは見えにくさを自覚していないことが多く、家族も気づきにくいことが多いため、異常を早期に発見し、適切な治療につなげることが重要です。

 

屈折検査とは

屈折検査は、まだ視力検査ができない乳幼児(生後6か月以降)の検査を瞬時に行うことができます。
この検査は、両眼同時に測定できること、機器をお子さんに近づける必要がなく、検査距離約1メートルで近視・遠視・乱視などの屈折異常や屈折の左右差、瞳孔不同、斜視などを瞬時に発見できます。

 

検査方法

お子様は、カメラで写真を撮られる感覚で検査できます。機器のレンズを見るだけで検査が実施でき、1分もかからずに完了します。ただし、半暗室で行う必要があります。
ご家庭で行っていただく絵カードによる視力検査と併用することで、より正確な検査結果を得ることができますので、自宅に送付される絵カード検査は必ず実施しておいてください。

目の屈折検査 図 

 

屈折検査で異常を指摘されたら

紹介状を発行しますので、眼科を受診して精密検査を受けましょう。
早期に適切な治療を開始することができれば、子どもの弱視のほとんどが改善すると言われているため、見え方に問題がないようでも必ず早めに眼科を受診してください。

その他の問い合わせ先

保健福祉部健康推進課 母子保健担当 電話:95-1111
河北総合支所市民福祉課 電話:62-2117
雄勝総合支所市民福祉課 電話:57-2113
北上総合支所市民福祉課 電話:67-2113
河南総合支所市民福祉課 電話:72-2094
桃生総合支所市民福祉課 電話:76-2111
牡鹿総合支所市民福祉課 電話:45-2113