 | 誰もが聴けて、誰もが弾けるパイプオルガン
一般的に、教会や音楽ホールなどに設置される事が多い楽器 ”パイプオルガン” 遊楽館では2005年、館内のメインスペース「コモレビフォーラム」にパイプオルガンが完成しました。2つの手鍵盤とペダル、1,550本のパイプを持つこの楽器は、石巻市河南地区に在住のオルガン建造家・勝浦オルガン工房 代表 勝浦通之氏が製作した第1号のオルガンです。 この遊楽館オルガンの特徴の1つは、自動演奏装置です。事前にオルガニストが録音した演奏をオルガン内部の電気装置に記憶させ、いつでも流す事ができるので来館していただいた皆様にもオルガンの音を楽しむことができます。そしてスウェル(オルガン正面にある扉を開閉することでオルガンの強弱を出す機能)、ナイチンゲール(鳥の鳴き声)に加え、BachFlute(バッハの笛)と言う名前のストップ【音栓】が付いていたり、このオルガンには製作者のアイデアと遊び心が溢れています。 完成当初は、場所・温度や湿度の問題からトラブルも多かったオルガンですが、最近ではオルガンノート(オルガンを弾いた方が楽器の調子などを書き込む記録帳)がいっぱいになるくらい多くの方々に弾かれ、建物や空間とも一体化してきて、パイプも良く鳴り響くようになってきました。 『誰もが体験できる遊楽館パイプオルガン』がこの土地に根付き、人々に親しまれて、オルガンもオルガニストも成長しながら、その音色が何百年と続くことを願ってます。 オルガニスト 後藤 香織
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