| 意見の内容 | 意見に対する考え方 |
趣旨、方向性は理解できますが、これを学校(園)の幼児・児童・生徒におろした場合の課題を感じました。 ・文言が抽象的で、具体的行動的に結びつけにくい(特に小低学年) ・子ども自身が自分の行動に対して ・教師が結びつける指導に対して ・掲示して啓発環境を作っても、行動化が難しい | 個々の表現が抽象的・理念的であるからといって、市民憲章の本来の意義を果たすことができないというものではないと考えられます。市民憲章全体として、市民の「まち」に対する愛情を醸成し、まちづくりへの参加意欲を高揚し、連帯感を深めることができれば、目的は達成されます。 また、小中学校の校歌にも子どもたちが理解できない表現が用いられています。今は理解できなくても大人になって分かるようになることがあります。 子どもたちに指導する場合は、教師がより具体的な事柄へと発展させる役目を担っていただければ広がりがあると考えられます。 たとえば、子どもたちに、皆さんにとって「まもりたいもの」は何ですかと問いかけることによって、子どもたちは、市民憲章をより身近なものとして考えることができます。
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| 詩的で格調高く、思いは伝わってきます。ただ、理念的であるがゆえに、石巻市民像なるものが具体的に見えてこない難点もありそうです。 |
| 市民憲章は、大多数の市民が妥当であると認め得る事柄が、抽象的かつ簡素に示されているからこそ、市民一人一人に、各人各様の自発的な行動を保証していることへ結びつくものと考えると、各人のとらえ方であり、市民に活力を与える源になりうるかというところでしょうか。いいんじゃないですか。 |
| ことばそのものはとてもきれいで、格調高いのですが、あまりにも抽象的で具体的なイメージをうかべにくいです。 |
| 文章全体をもっとスリムにしたらどうでしょうか。イメージが焦点化できるキーワードを柱にすると分かりやすいと思います。 | 文章そのものは、十分すぎるくらいスリムになっていると考えています。 |
| 内容的には良いと思いますが、旧市のものと比較するからでしょうか、やや抽象的な感じを受けます。「守る」→「伝える」→「大切にする」という流れも一考を要すると思います。「大切にする」というよりは、むしろ「育んでいく」という観点が必要な気がします。 | 本文中で用いている「大切にする」という表現には、「育んでいく」という意味が込められています。 |
| 「日高見の国」は「日高見国」がいいのでは。「の」を入れることにより、日本書紀の記述による先人から受け継がれてきた郷土のイメージがなくなり、小さな島国的範囲の気持ちになってしまうため。 | 「日高見国」として、「ひたかみのくに」とルビをふってはどうかという意見もありましたが、「の」を取ることによって全体から受けるイメージが堅苦しくなる、逆に、「の」があることによりソフトなイメージになるという意見が多数となり、原案のままとすることになりました。 |
修正意見というわけではなく、感想を書かせていただきます。 全体的に、石巻らしさの中に普遍的なものがうまく溶け込んでおり、とてもいいと思います。 以下、個別の表現や言葉についての感想です。 前文では、「つくり伝える」という表現がとても新鮮で、心に訴えるものがあります。「つ」で頭韻を踏んでいることもあって心地よい響きです。一読して気になったのは、本文第2連で「先人の」「郷土の」と漢語が重なる部分です。「先人」には「ん」が2つ含まれ、重々しく感じます。話し言葉ではあまり使わないと思います。「郷土」は、前文にも同じ言葉が出てくるので二番煎じの印象です。これらを和語に替えれば良くなると思いますが、いい案が浮かびません。(「先人」を「むかしのひと」や「いにしえびと」に替えたら「の知恵」とリズムが合わなくなりますし、第3連の「人(ひと)」と音がダブってしまいます。かといって、「先達」では大げさです。また、「郷土」を「ふるさと」に替えても、「の誇り」とリズムが合わなくなってしまいます。)音の響きの問題ですし、慣れればあまり気にならないのかもしれません。結局、原案のままがベターなのでしょう。 一方、第4連の「生きていく」は、「生活していく」 とは違って大変重みのある言葉です。解説でも触れられていますが、「この石巻に住み、愛する家族や地域、仲間で苦楽を共にしていくんだ」という強い決意、ある意味、優しささえ感じます。「私たちは輝く未来を共につくっていく運命共同体である」。そのことを再認識させられます。 以上、気になる部分も確かにありますが、完璧な市民憲章などそもそも存在しないわけですし、こういうものは、「これが私たちの市民憲章ですよ」と示されて、「ああ、そうなんですか。悪くないですね(いいですね)」と、半ば運命的に受け入れる類のものかもしれません。 原案は、昨今の市民憲章にしては漢語が多いものの、だからこそ手作りらしさがにじみ出でいます。それがとても魅力的です。作成に携わった皆さんに、市民の一人として感謝申し上げます。
| 賛成意見として承りました。 |
郷土愛を出すため「日高見の国」は「日高見の里」が良い。「笑顔あふれる希望のまちをつくり」は、「あふれる笑顔希望のまちづくりを」が良い。 日本人に親しみのある七五調を念頭に置くことと、「・・・がある」で終わると、分断感が否めないことにより、「まもりたいものがある」、「つたえたいものがある」は、それぞれ「まもりたいもの」、「つたえたいもの」とした方が良い。同様に「たいせつにしたいものがある」は「たいせつなもの」が良い。「生命」は「いのち」が良い。「いとなみ」は3音の漢字に修正するのが良い。「人の絆」は「われらの絆」が良い。 「わたしたちは 石巻で生きてゆく 共につくろう 輝く未来」は、輝ける未来像を方向付けられるよう再考を。
| 「日高見の国」については、つくる会において十分議論をいたしました。「日高見の地」にしてはどうかという意見もありましたが、最終的には、石巻を流れ、大地に大いなる恵みをもたらしてきた北上川の語源と考えられている「日高見の国」と、石巻市を位置づけることにより、歴史の重みを与え、郷土に対する畏敬の念と愛情を醸成することができると考えました。 「まもりたいもの」、「つたえたいもの」、 「たいせつにしたいもの」が「・・・があ る。」で終わると、分断感が否めないとい うことですが、このように表現することによって、それぞれの「もの」を強調することができると考えました。 「生命」には、ルビをふり、「いのち」と読ませています。 日本人に親しみのある七五調を取り入れてはどうかということですが、型にはめ込もうとすると、どうしても無理が生じますし、それに拘らなくても十分表現できると考えられます。 結びですが、この石巻市で共に生き、力を合わせて輝かしい未来をつくろうと訴えるもので、市民のまちづくりに対する意欲を喚起する力強い表現であると考えております。
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| 旧石巻市民憲章の継承を希望する。もしくは、人の生き方を制約するような表現を避け、総合的な内容にした方が良い。唱和しやすいように前文はない方が良い。 | 旧1市6町が合併して誕生した新しい石巻市にふさわしい市民憲章が期待され、旧石巻市民憲章に固執することは望ましくないと考えました。唱和するのは本文のみを想定しています。 |
| 前文中「笑顔あふれる希望のまち」を「笑顔あふれる夢のあるまち」にしては如何でしょうか。 | 「夢」よりも「希望」の方が、より実現性の高いものと考え、目標としてよりふさわしいと考えました。夢は夢であって、必ずしも実現できなくとも良いものと考えられます。 |