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その他の館跡

更新日:2017年3月30日

中世の城は,近世の城郭のような壮大な石垣をもつものはありません。土塁や空堀などの防御施設をもった城館跡は,一般に古くからタテ(館)と呼ばれていました。ですから,今でも大館,古館,館山など地名が残っているのだそうです。こうした館跡は宮城県内に1000ヶ所もあります。
石巻市内では,稲井地区を中心に存在しており,これらは葛西氏の豪族やその家臣が居住していたと考えられています。稲井地区には,竹ノ下館跡・南境館跡・箕輪館跡・大瓜古館跡・鷲ノ巣館(稲井古館)・高木古館・水沼館・水沼古館跡・三日防館・寺館跡・構館跡・出雲館跡・陣ケ森館跡・京ヶ森館跡・鶴子坂館跡・大和田館跡・小屋館跡などが稲井の水田を取り囲むようにあり,一大ネットワークを築いていたのですね。

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竹下館跡
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寺館跡
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