トップページ > 校長室から > H29 > 6月7日(水曜日) 水道週間

6月7日(水曜日) 水道週間

更新日:2019年6月14日

6月になりました。

プール掃除も終わり、明日のプール開きが楽しみですね。水泳の勉強が始まると水をたくさん使うようになります。それに、暑くなると、水道の水がおいしいですね。

今日は、「水道」の話をします。

今は、蛇口をひねると水が出ますが、昔は、それぞれの家に蛇口がありませんでした。では、料理に使う水や、お風呂に入る水はどうやって手に入れていたのでしょう?風呂などに使う水は、井戸からくんで、家まで担いで運んでいました。でも、井戸水を飲むと、コレラとか腸チフスなどという、こわい伝染病にかかって、病気になることもありました。だから、飲み水は、「水屋」という人が、売って歩いていたそうです。水は、とても貴重でした。

日本で、今のように、水道管を通って水が蛇口から出るようになったのは、横浜が一番初めで、今から130年前(1887年)のことです。水道ができたことで、毎日、井戸から水を運ぶ苦労もなくなりました。でも、世界中には、まだ、井戸もなくて、おなかを壊して亡くなる小さい子どももいます。

そこで、水道について、考えきれいな水をこれからも守っていこうという活動があります。

それが、「水道週間」というもので、毎年6月1日から7日まで。ちょうど今日までです。

今年のスローガンは「あたりまえ そんなみずこそ たからもの」です。

水をたくさん使う季節になるので、水を大切にしましょう。お話を終わります。

水道週間