3期目就任にあたってのあいさつ

（平成29年5月22日市議会議場にて）

この度の市長選挙におきまして、引き続き市長という重責を担わせていただくこととなり、改めて身の引き締まる思いであります。

　これは、市民の皆さまからの、私の2期8年間における市政運営に対する評価であるとともに、震災からの復興を成し遂げてほしいという負託を受けたものであると理解しているところであります。

　復興に関しましては、一歩一歩着実に前へと進めてまいりましたが、未だ道半ばでありますので、これまでと同様に、被災された方々に寄り添いながら、住まいの再建や生業の確保を最優先とし、市民の皆さまが復興を目に見える形で実感できるよう取り組んでまいります。

　今回の選挙では、「復旧・復興事業の着実な推進」、「災害に強いまちづくり」、「人材育成と安定した雇用の創出」、「被災者支援・次世代型地域包括ケアの推進」、「若い世代の結婚から子育てまでの切れ目のない支援」を私の基本姿勢といたしました。これら5つの施策を柱に、子どもや若者、高齢者といった世代毎の課題にしっかりと応えられるよう、各種事業を展開し、市民の皆さまとともに、世界に誇れる「輝く石巻」を築いてまいります。

　終わりに、今後の4年間は、私の市長としての集大成だと考えております。市民の皆さまの元気な笑顔を取り戻し、未来へとつなぐまちづくりを進め、一日も早い復興の完結に向け、全身全霊を傾注してまいりますので、市民の皆さま及び議員各位には御理解と御協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げ、3期目の就任に当たっての御挨拶とさせていただきます。

　何とぞよろしくお願い申し上げます。